私の頭の中ではオフコースのあの歌がエンドレスで流れています。

 

もうすぐ夏だと言うのに・・・。

 

■最後の『 カフェデュモンド 』 

 

前回のブログで『 カフェデュモンド 』2店舗が閉店したことを記事にしました。

 

その時点では、残り3店舗ありましたから。まだまだ心に余裕がありました。

 

しかし、続いて京都店と宇都宮店が閉店・・・。

 

アッという間の出来事でした。そして現在は水戸店一店舗のみ。

 

この水戸店が日本全国で正真正銘、最後の『 カフェデュモンド 』の店舗となりました。

 

■そして『 カフェデュモンド 』 水戸店も閉店へ

 

ドキドキしながらネットで情報を収集していました。水戸店の閉店の告知が何時あるのか、と。

 

そしてついに・・・。

 

3月19日(月)で営業を終える事が分かりました。あと10日です。あと10日で『 カフェデュモンド 』は日本から完全撤退します。

 

■長い歴史に終止符が打たれる

 

私が『 カフェデュモンド 』に行くようになってから27年です。

 

ここ10年程は近所にお店が無いこともあって足が遠のいていましたが、それでも忘れることはありませんでした。私は『 カフェデュモンド 』のベニエが好きで、カフェオレが好きでした。そして何より店内の居心地の良さが大好きでした。

 

四半世紀という期間は日本の『 カフェデュモンド 』にとって長い歴史だったと言えるでしょうが、私の人生ともかなりの部分でリンクしていました。

 

27年という人生ですから。これはあまりにも長く、あまりにも重いです。今から考えると、本当に気の遠くなるような長い年月だったなぁ、と思います。

 

人生と言うと響きは重くなりますが、要は思い出です。私の思い出の中に『 カフェデュモンド 』は場所を変え姿を変えて沢山存在していた、ということです。

 

 

最初に伺った時のこともハッキリ憶えています。

 

確か91年頃でした(時期は多少曖昧です)。私は無理やり連れていかれた身だったのですが、何故かその時の事は鮮明に憶えています。

 

ベニエという食べ物を初めて食べた瞬間だったからでしょうか?。以降、~特に90年代ですが~私の『 カフェデュモンド 』との関りを象徴しているような出来事だったと思います。

 

それからは、幾度となく『 カフェデュモンド 』を利用しました。90年代は正に『 カフェデュモンド 』と歴史を共に歩んだと言ってもいいくらいに。(大袈裟です)

 

でも、ある意味本当なんです。

 

思い出す場所や時期とリンクして、要所要所で必ず『 カフェデュモンド 』が現れます。良い思い出も悪い思い出も、そこに『 カフェデュモンド 』のあの居心地の良かった店内の風景が重なりあって頭の中に蘇るのです。

 

これが27年という人生の重みなのでしょう。一時期の私にとって『 カフェデュモンド 』は切っても切れないお店だったという事です。

 

■最後のチャンス

 

あと10日です。是非、行くことのできる人はお店に伺って下さい。もう多分、日本国内で『 カフェデュモンド 』のベニエを食べることは未来永劫無いでしょうから。

 

でも、もし仮に。仮にですよ。

 

ウェンディーズのように将来、再上陸が実現したとしても、それは現在の『 カフェデュモンド 』とは別物です。今のお店から様変わりすることだって十分に考えられます。

 

私ですか?。

 

私はあきらめました。あと10日だもんね。行ける訳がないです。(´・ω・`)

 

■心残り色々

 

昔、店頭で『 カフェデュモンド 』のマグカップ売ってたんですよね。欲しいな、と思いつつも買うの躊躇していました(値段的に)。

 

あれ買っておけばよかったな、と。トートバッグもネット通販していたような気がします。何で買わなかったんだろう。今更悔やんでも仕方ないのですが・・・。

 

最後に通販とかしてくれれば嬉しいのだけど。使ってた食器を中古でお安く・・・とかでも大歓迎です。あの『 カフェデュモンド 』と緑色で書かれたカップやお皿は上品に見えて好きでした。

 

 

2010年にテイクアウトした際、アイズカフェオレのカップを捨てきれなくて今だに部屋に置いています。何度も捨てようとしたんですけど何かが引っかかって捨てきれなかったんですね。

 

でも、今からすると捨てなくてよかった。

 

この収集癖(?)は2009年のウェンディーズ撤退の時に記念にカップを持ち帰った事がきっかけで始まりました。まぁ、その当時は『 カフェデュモンド 』が日本から撤退するなんて夢にも思っていなかった訳ですが・・・。

 

関東方面に住まれている方が羨ましい。

 

あと10日ですよ。是非とも心残りなく『 カフェデュモンド 』を満喫してきてください。

 

(終わり)