百花繚乱 アメリカのウェイトレスの魅力 | アメリカ移住した男が、遠い異国の地で踏ん張っているブログです

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アメリカ人の妻と結婚し、アメリカに移住し、義父母と同居するマスオさん生活を実践しています。慣れない異国で不自由を感じながらも楽しみながら頑張っているブログです。

アメリカのレストランの楽しみは、肉肉肉ではあるんですが、レストランの花形、ウェイトレスを観察するのも、異文化を学ぶようで楽しいです。

なぜならウェイトレスの立ち居振る舞いを眺めると、アメリカ女性の魅力を知るのには一番手っ取り早いような気がするからです。

このアメリカ人のウェイトレスの魅力を語るのにチップの存在は欠かせません。ウェイトレスは各テーブルを受け持ち、その提供したサービスに応じて客がチップを支払うからです。

だからウェイトレスはとても魅力的な笑顔と明るい雰囲気、気配りで食事の時間を楽しくしてくれる。彼女たちの存在が食事に華を添えてくれるんですね。

彼女たちの何より素晴らしい点は自信満々な態度。アメリカのウェイトレスを見て、私は自信に満ちた女性の美しさというものを改めて実感しました。

そしてたとえチップのためとはいえ、お客さんを楽しませ、自分を売り込もうという態度は、日本人のおもてなしとはまた違った、前へ前へと出てくるような、ある意味でアメリカらしい野生的な女性美を感じさせます。

ダウンタウンの洒落たレストランやバーのウェイトレスがメイクばっちり、仕草や話し方からして、いかに自分がセクシーに見えるかを知り尽くして、夜の街に色を添えるかのようなきらびやかな美しさを放つなら、田舎の外れにあるレストランのウェイトレスは、メイクもナチュラルでTシャツにジーパンといった素朴ながらも、健康的な親しみやすい女らしさで迎えてくれます。

胸を張って、腰を振りながら伝票を持って来るウェイトレスを見てると、媚びる感じのいやらしさはなくて、むしろこちらが彼女たちを立てたくなるような、なんというか、清々しい色気を感じます。

アメリカ人女性の魅力はやはり自立していることにありますが、意外にも男より上に立ってやるみたいなタイプは少なくて、フェミニンな女性の魅力を大切にしている人が多い。ウェイトレスを見ていても、『私はプロとして接客するけど、あなたが気に入らなければ、それは私のせいじゃないわ』みたいな気の強さはある。だけど彼女たちから伝わってくるのは何よりも魅力的な笑顔や女性美。偉そうに聞こえることを承知で書かせていただくと、このバランスの取れた感じは、もっと日本人女性も真似たらいいのになと思うことがあります。あまり周りに左右されずに、自分の信念を大切にする。『私はいい女、この仕事は私のためにあるのよ』ぐらいの強いものがあってもいいと思う。自信のある男ほど、そういう強い気立てに惹かれます。そうすれば元々フェミニンな魅力に満ち、気配りや空気を読むことにも長けている日本人女性なら、もっと魅力的になるのではと私は思います。