私ねー

すんごい面倒くさがりなんだけど

仕事、となるとやれちゃうの(当たり前だけど)

数年前まで、夜の街で生きてたんだけど、やっぱり面倒くさくて、どこか甘い。
今思えば、あとちょっとこれだけやってれば良かったのにって思うこと沢山あってね、だけどやっぱり私は面倒くさがりで。

少しだけ思い返すと、18になったら絶対六本木で働いてやる。って息巻いてた時。
それまで田舎のキャバでバイトして、自分の中でその延長線だと思ってたのが間違いだった。

スカウトからは何度が六本木の街の色を話しだけで教えて貰ってた。

とりあえず、実年齢よりはるか上に見られるし、キャピってなければ大丈夫か。位しか考えてなかった。

面接。これ超緊張ね。ネガティブ野郎だから、前日から既にモヤモヤ。
ネット情報で、美人じゃなきゃ受からない、とか其の場で体入じゃなきゃ不合格、とか。

私ね、勿体無い症候群だから、面接のために新しい服やヘアメイクとかしなかったんだ。
だって落ちたら勿体無いじゃん。

付きました。歌舞伎町より敷居が高い綺麗な女の人が沢山いる街六本木。

どれも何階まであるのか分からない高層ビル。

スカウトの後を追って着いたのはすしざんまいが入ったビル。

フロアに付くや否や、奥まった席に通される。
意味あるんかいってつっこみたくなるような履歴書を出すと、店長らしき面接官は、「立って貰って良いですか?ちょっと一周回ってみて下さい。そのままエレベーターまで歩いてターンして戻って来る感じで。」
は?まじ?冗談でしょ??
その後は恥ずかしすぎておぼえてない。
そのまま入店、となったので損はしてないか。

それから、毎日、地下鉄に乗り髪を盛り盛りにし、キラキラドレスを着て自分の時間と媚とたまに尊厳もお金にした。

ここは毎日張り詰めている。
綺麗な女達が無言で壮絶なバトルを繰り広げていた。
おそらく、真面目に良い子ちゃんでやっていたらヘルプすら務まらないだろう。

各言う私もおねえさまのお客様から頂いたお名刺やご指名をお返ししたり、生真面目にやっていた。
今思えば、まっとうな人間が少ない世界で、誰に褒められたくてやっていたんだろうか。