アマゾンプライムで、ドライブ・マイ・カーの
インターナショナル版を視聴した。
長かった。出かける予定までに終わらずに、続きは
就寝前に…。
ただ何となく、観たくなり、何も調べずに視聴。
結果。
夢にも出てきて、今日は一日、頭の中で、
それぞれ登場人物の気持ちについて、引きずる形になっている。
原作を調べると、なるほど村上春樹さん。
唯一読んだことのある作品は、ご多分に漏れず、
『ノルウェイの森』
20代の頃に勧められて、本を借りた。
私の脳みそでは、全くと言っていいほど理解出来なかった。
そして、『ドライブ・マイ・カー』
アラ還になると、ちょっとは違う。
主人公家福も家福の周りの人間のそれぞれの
心の闇というか、核心に触れないで生きていく重さが、何とも言えない。
家福が言った心に残る言葉。
『僕達の幸せな時間は、
子供が亡くなり終わって
しまった。』
6年前の自分と重ねてしまう。
息子は、生きているが、ただ生きるだけで、
前に進む努力をしなくなった。
あの年から、我が家の幸せな時間は、なくなった。
家福は妻との話し合いが怖いがゆえに夜遅くに帰って来て、死んでいる妻を見つけたため、その時の自分の行動をずっと悔いています。
息子と父親である単身赴任者は、核心に触れた話を
しない。どんなに私が促しても二人は
磁石のs極とs極なのだ。
ラストシーンに救われる。
ドライバー(みさき)が、家福の愛車で買い物。
後部座席には、愛犬?と大量の買い込んだ食材。
充実感がたっぷり伝わってくる。
何故、家福の愛車?
家福は?
仕事で、短期滞在?
それとも移住?
たくさんのクェッション❓❓❓
奥が深いなぁ![]()
ヤサカは、あったかいなぁ
あっ、私事ですが、
アラフィフジャンル→アラカンジャンル
お引越ししました。
55歳ですから…![]()

