(2007年に戻ります。)
2007年12月のクリスマス🎄も終わり、年の瀬に、そいつらは現れた。
母のアパートを借りたいと…
私は、最初、ペルー🇵🇪人かと思った。(ペルーの方ごめんなさい🙏)
そんな年の瀬に、貸してくれなんて、ろくな人間のはずはない。
100人いたら99人は、お断りすること間違いなし。しかも、見た目からして、かなり怪しい。
しかし、母は、自分の目先の欲に駆られる残りの一人なのだ。
もちろん、やめた方が良いと私が止めようが無駄。
契約してしまった。
そいつらは、今住んでる所が、取り壊しされるので家を探してると、母に言ったらしいが、こんな年の瀬に引っ越しなんて、怪しすぎる。
私も年の瀬、仕事バタバタ、そんな母の所に行ってかまっていられない。
トイレに🚽いく時間さえ惜しく、仕事していた。
そいつらは、平成の世の中とは思えない…。台車と自転車で、引っ越しをしていた。
因みに、私の住んでいる市は、一世帯あたりの自動車🚙保有率がNo.1にもなるような田舎。
台車と自転車🚲で、生活はかなり無理があるはずだ。まして、仕事は派遣だと言っているが、自転車🚲通勤は、かなり厳しいと思う。

案の上、そいつらは、警察👮♀️救急車🚑、市役所(生活保護)と、たくさんの公共機関に迷惑をかける奴らだった。
相方は、奴らを
怪しいブラザーズと命名。
私は、母を咎めた。
『あんな人間達に、貸すなんて、おかしい!』
母は、
『人を見た目で、判断するなんて、あんたは、ひどい奴だ。
差別は駄目!』
つづく
