渋谷アリス | 今夜はレイバック

今夜はレイバック

※※冬眠中※※

川原亜矢子さん、姿月あさとさんが出演されるということで

マスコミにもとりあげられていたこの舞台☆


いちどシアターコクーン行ってみたいなあなんて思っていた時に、偶然見つけたんです。

出演者にダンサーがいっぱいいたうえに、楽曲提供がマッキーなので、おもしろそう!!

と思って、早々とチケットをゲットしておりました。


内容としては、タイトルどおり


渋谷=カオス

アリス=メルヘン、ファンタジー


といった印象。

まさにカオスでメルヘンな世界でした。


舞台はもちろんとってもおもしろかった!!!んですが!

特にわかりやすいあらすじはなく、

内容も予想を超える混沌ぶりで、まさに私がアリス インワンダーランド゙。

客層もだいぶ幅が広くてこれもまたカオス。



しかも、日舞にタップにコンテンポラリーにジャズにストリートに・・・といった感じで怒涛のダンス攻め!!

マニアなわたしにとっては魅力たっぷりでした。

ただ、見る人によっては、

「あーなんだかよくわかんないけど川原さんきれいだったねー」

ぐらいの感想しか持ちようがないかもですが。。。



姿月あさとさんは、さながらディナーショーのような感じで。

ただ、あれだけカオスな内容の中で、ただドレスアップして歌うだけの存在っていうのが

かえってすごく迫力がありました。


川原亜矢子さんは、あらゆるシチュエーションのマスコット的な存在。。みたいな感じかな。

人間離れしたキャラまみれのキャストの中で、唯一、人間らしい人間の役。

マスコミ報道のとおり、コスプレ状態というか、もはやファッションショーのようでした。

わたしのお気に入りは、やっぱりミニスカアリス☆



途中で、扇雀さんの花魁道中があるのですが、

ゆったりと、妖艶に振り返って、立ち止まってほほ笑んで、また前を向いて進んでいく。

これがとーーーても美しいのですーー

「さあ、ついて来れる人だけついていらっしゃい。フフフフ」

とでも言っているような。。。。

なんだか、この舞台全体を支配しているのが彼女(彼?)で、

自分が試されているような気持ちに(笑)

案の定、自分の中でこの舞台について消化・吸収するのに時間がかかっています。。



ほかにも、

ギター弾き語りの若い女の子の歌手、

ダンサーの桜木さん、新上さん、平澤さんもとってもすてきで。

とくに平澤さん、ショー・ジャズというよりはフラメンコっぽい動きだったかも。

なんとなく「ナハロ氏?!?!」と思ってしまった。



そして音楽のMODEA!!!

ダークで混沌とした舞台のなかで、時には激しく、でもとてもピュアな音楽が際立っていて

キレイでした。

なかでもPerc.の一丸さんと、タップダンサー長村くんとコラボがやばかった!!

ちなみに一丸さん、Kバレエの全国ツアーに参加していらっしゃるのねーー



あと、この舞台で最も強烈にひきつけられたのが、

ダンスカンパ二ー Vanilla Grotesqueの方々!!


役どころとしては、「心の中でうごめくカオス」的なものだったと思います。

舞台全体をとおして、ドローンみたいに低く響き続ける存在。


ダンス内容は、ストリート色の強いジャズ(?)で、

めちゃめちゃカッコいい!

とくに中心にいた牧さんにくぎづけ。すてきすぎです。


衣装もかなりアバンギャルドな感じ。

でもそれ以上に、表現する世界観がすごい!

すごく妖しげで生々しいというか・・・とにかくすごいんです!


なんというか、ダンスナンバーで使っていた曲(牧さんオリジナルの歌?)を聴いていてもそうなんですが、

みなさんが、やり場のない怒りとか悲しさとか本能的な欲求みたいなものを

常日頃から、かなり強いレベルで抱えていて、

それを全部「表現」のエネルギーに変えて、爆発させているような印象で、

ものすごく激しいものが伝わってくるんです。



それこそ、実際には見えていないけれど、

ほんとうは血とか涙とかをだらだら滴らせながら踊っているんじゃないか、と思うほどで



だからこそ

彼らが使っていた曲の歌詞にあった


「どんなふうに選ばれてゆくの?多数決が正しいなんて・・・」


という言葉、ストレートに胸に響いてきました。

きれいごとで済ませようとしない、直球な感じがすごく好きです。


ほんとうにとっても刺激的な舞台でした!!

パンフレット見ても「実験的な作品」とありましたが、斬新で浮世離れしていて、

今まで見たことのない世界に浸れた気がします。


カーテンコールで、川原さんが泣きすぎて挨拶がぐだぐだになっちゃったりして

とてもキュートでした☆