普段。


決して「あたし」とは言いません。


「わたし」です。


歌の中では「ぼく」がすきです。


でも「あたし」ともいいます。


普段。


決して「ぼく」とも「あたし」とも、言いません。


わたしの歌は、わたしであって、わたしではないのです。


わたしの歌は、わたしであって、あなたであってほしい。


きみであってほしい。


おまえであってほしい。






会話をしていると、わたしは言葉を知らないあまりに言うべきでないことを言ってしまう。


だから怖くて、あまり伝えられない。


無口になってゆく。


愛想笑いが染み付く。


もしも、自分が思ったことをストレートに投げれたら、全部じゃなくてもね、言うことが出来たなら、それはそれは楽であろうし、会話が進展するんだろう。


良くも、悪くも。


悪いことは、あんまり好きじゃないけれど・・・。






歌うとき以外、唇を縫い合わせていたい。


ステージの上でまずすることは、毎回、抜糸するところから。


なんて素敵なんだろう。


そして歌う。


唇からは赤い血が流れ、鉄の味を感じながら、歌う。


ステージが終わったら、傷口が塞がる前に、また糸を通してゆく。


できるだけ、同じ穴に。


そしたら、眠りたいな。


きっと、唇がヒリヒリズキズキし始めるから。


ステージという麻酔は、そんなに長くは続かないんだわ。



でもよく考えたら、ご飯は食べれないし、愛しい人と濃厚なキスもできなくなってしまう。


それもまた素敵か・・・。


歌しかない日々。


出来る限り歌って歌って、果てる。



真っ赤なドレスに、紫色のルージュ。


白いバラで埋め尽くしてね。


きっと半分くらいは、赤く咲くから。



伝えたいことがありすぎて、もうわからなくなっちゃった。



とにかく、今、1つだけ考えていることがあって、それは、とても、苦しい事だ。


苦しい事を除去すれば、また新しい何かが自分の中に入ってくるはず。


だけど、ね、これだけは除去したくない。



次はいつライブができるかしら?




皆様が充実に満ち溢れた土曜日を、過ごせますように・・・。

そろそろ、眠ろうと思います。




雨凛と散歩


雨凛と散歩