【クリスマスのブログネタ ~心の奥深くしまっておきたい想い出~】
故郷にいたころは高原のホテルに勤めていました
サマーウェディングは6月7月8月くらいがガーデンウェディグができて
チャペルでの結婚式には最高でした
主役は花嫁!薄い生地オーガンジーの布を体に巻き付けるだけのようなドレス
ガラスの靴すら履かなくて、つま先で舞うようにチェペルへ吸い込まれていくのです
まるで妖精のよう
真冬のウェディングも素敵でした
花嫁はドレスを着て雪道の中をチャペルまで歩くのです
雪舞う白樺の林がある森の中の雪の壁に
小さな穴をあちこち開けて、その中にろうそくをいれるんです
チャペルに向かう両サイドはろうそくの炎がちらちらして
幻想的でとても厳かな気持ちになりました
冷たくても許せてしまいそうな冬の結婚式は、それはそれで素敵でした
雪の降る音だけが響く中で夜空を見上げると月に照らされた樹々に
スターダストのような吹雪が真っ暗な空からキンキンに冷たくなって
降り落ちてきて、その木を飾ります
凍りそうな気温の中でも舞いたい気持ちになったものです
雪深い高原の神秘がそこにはありました
こころの奥深くにしまっておいた想い出です