たまたま付けたテレビの番組 夢の扉 がやっていた  
デスクの上に乗っているのは白色のロボット オリヒメ 
顔は目のくぼみとシンプルな両腕がついているのが特徴的
とてもかわいいから抵抗はない

開発者自身が子供の頃不登校をしていたと言う
だから不登校児の気持ちは手に取るようにわかる

オリヒメはただ単にお友達になるわけじゃない

それぞれに思いを持った子供たち
どうしても学校へ行くことができない子、人
心配そうな親の顔 その気持ちは痛いほどわかるけど
子供は柔軟な頭脳でプラスの面、または消極的なことを考えもする

オリヒメは家にあって
皆が集まっている場所にあるパソコンと話しができる
お互いの様子が画面を通して見えている
話しかければ、向こう側の子が答えてくれる
オリヒメは両うでを動かす
その姿は愛らしい

みんなのいる場所へ行けばもっと楽しいだろうな~と思える
Aちゃんはある日、みんなのいる場所へ勇気を出して参加してみた
すぐに、いつもやりとりしている子と打ち溶けられた

クロヌコ

オリヒメ開発者のマネージャー的な人は
寝たきりの状態になった若者で遠くに住んでいる
オリヒメでパソコンをとおして仕事をし、給料を得ている
人の為になる、自分が必要とされている
   とても充実した日々を送っている
異動はベッドごと、らしい

オリィ研究所の「吉藤健太朗」さん
さまざまな環境、病気の人、どうしても家から出られない人
普通に朝出て、夕方家に帰ることができる人がいる反面
それができなくて自分を責めたり、その親を悲しませている人が
想像できないほどたくさんいると思う

吉藤健太朗さんの思いは無限で強い
小林竜太郎くんの「誇りです、登校拒否」を読んでから
理解は進み、人の考えも進歩したものだと思う
というより、個々の生き方をしていける時代がくるのだなと
つい見入ってしまった