昨日、アルカが記念ディナーで彼と待ち合わせしをしていたので
近くの駅まで、私は自転車をひきながら送っていきました

いつも通る道じゃなくて、私が自転車でときどき買い物に出かけるときに
通る道で駅に向かいました
アルカにとっては初めての道

駅が見えてきてあと数分で着くというところまで来たときに
数メートル先に、何やら薄茶色のものが転がっていました

嫌な予感
アルカと二人でこわごわ近寄り
仔猫であることに気づきました
書きたくない姿で横たわっていました

アルカとふたり、どうしようね~と
電車の時間がきになったけど
たまたま持ってきていたハンカチを取り出して
包んで道はしの少し背の高い枯れた感じの雑草の中に移しました
まだ1か月から1か月半くらいの仔猫ちゃんでした
硬直しててうまくつつめなかったけど
アルカが地球一周のときに海外で買ったという赤色に白い羊さんがびっしりプリントされた
大判のハンカチーフだったので何とか包むことができました

電車の時間がせまっていたので
そのまま駅へ向かいました
「きっと天国いってるよ」とか「亡くなったのも知らずにいつも通りに散歩してるんじゃない」と
二人で気休めを言いながら・・

アルカを送った帰りにもう一度仔猫ちゃんのいるところまで戻って
人目に付きにくいように奥のほうへ移動させて
手を合わせました

まだ子にゃんこですよ
こころの中で「ごめんね、車なんてあるからね」と
謝りながら、さよならしました

悲しいけど、悲しくないよ
天使イヴォンヌさんのもとに行ったんだよね
幸せに、いつまでも暮らすんだよ


ゆみかん