実家の母は御年88歳です
先日親孝行里帰りをしたときに胸にしこりがあるんだよねとしきりに触っていました

兄が、今度の通院のときに診てもらおうと言ってくれていて
その診断結果をしらせてくれたのですが、やはり乳がんでした
左乳がんという結果で、手術をして除去するそうです

兄いわく、この年でもなるんだな
本当にね とのんきに言っていた私でしたが

京都に戻ってから、じわじわと母の気持ちを考えると自然と涙が流れてきていました
私たち子供を育ててくれた乳房、大好きだったおっぱい
それをとってしまうなんて、しかも高齢で

不思議なことに、走馬燈のように母との思いでが、頭の中をめぐって
叱られたときとか、心配して真剣に起こったときの顔とか、小姑で苦労していた話とか
母を一人の女性としてみることができていました

生きていて当たり前、と思っている親
その親も高齢になり、少々老いたなと感じる場面がたくさんでてきて
うまくいえないけど、親不孝をした分だけさみしさが倍増しています

幸い転移はしていないので、除去すれば生きられるということですが
あと何年?と考えると手術しない道はないのかと考えてしまうのです

幸い、母は気丈なのでへこたれないと思いますが
天国に先に行っている父はどういうかなと気になるところです
相談できたらいいのにね