ピグの世界 | Orangepekoeをあなたと・・・
先日、ジャグさんと話したことはぴぐの世界について。

ジャグさんは部屋を作っては壊し、作っては壊し・・・を

頻繁に繰り返す。

どんなに大きな作品を作っても

凝った作品を作っても

壊してまた

新しい部屋を作るのだそうだ。

長い時間をかけて作った部屋を壊すときには

一種の物悲しさを感じるものだ・・・とおっしゃいます。

それでも構築と破壊を繰り返すというジャグさんに

「まるで砂に書いた I love you ですな・・・」と

サンド・アートの精神を感じたものでした。



そして飼っているパンダのことを

うっとうしいけど、ずっと一緒にいると

情が移ってきて可愛いと。



物や場所を擬人化して

情をかけるというのは

日本人独特の愛情表現だと私は常々思ってました。

米一粒の中に神様7人を見出して、最後の一粒まで残すなとしつけるのも日本人だし

初音ミクの作品に涙を流すのも日本人。(初めてのおつかいは本当に泣けます)

ピグというのは、そういう日本人独特の感性に

合っているのかもしれないな・・・なんて思いました。



そしてかくいう私も今朝

バケツ生魚が消えた時・・・

愛したものが消える寂しさを知ったのでありました・・・。