被災3県3万人健康調査へ 避難生活の影響10年間追跡。
厚生労働省が岩手・宮城・福島の3県の被災者3万人を対象に継続的な健康調査を近く始めるようです。
長引く避難生活が体や心にどんな影響を与えているか、10年間追跡です。
避難所や仮設住宅などで暮らす人を各県1万人ずつ選び半年ごとに実施。
18以上の男女で、沿岸部を中心に選ぶ予定です。
3県で避難生活をしている約6万6千人の約4割以上に相当するようです。
最も早い宮城県では、20日にも着手予定。
岩手医科大、東北大、福島県立医科大が担当。
医師の診察や検査で感染症や生活習慣病になっていないかチェックです。
精神状態なども調べるようです。