#卒業ログ2026
…いろいろと学生をやっていると卒業はやってくる。
小学校の時はクラスが整列するなかを先生が握手をもとめて、みんなに〝卒業〟という別れの挨拶をしてまわっていた。
「…なんで泣いてるの?」
「ばかね、ハイ握手して!」 女の先生は僕の右腕をつかんで引き寄せ、僕の冷えた手を自分のぶちゃっとふやけた手で握った。「卒業おめでとう!」
あの感触は…不思議だった。年配の大人が涙する〝手〟だ。あまり気持ちのいい感触ではなかったが生まれて〝はじめ〟ての体験だから記憶には焼き付いた。
中学は人気者として卒業をむかえる。いろんな〝思惑〟を抱く者たちが校門の前で〝待ち構え〟ている。僕には〝卵〟を投げつけられ〝小麦粉〟を振りかけられるイメージがあるが、いくら卒業の〝儀式〟でも許容できない! とためらいもなく僕は、卒業生が整列して校門へとゆっくり行進するなかを抜け出して、ひとり教室にむかった。
……。
騒動は〝あと〟で聞いた。この日のメインイベント(この日いちばんの〝主役〟が現れないわけだから!)を楽しみにしていたそれぞれの思惑は混乱となり、それがしずかに引き寄せあって、荒い声になり、そして暴動へとなった! (あ、嘘です。 いきおいで書いてしまったけど…騒動になっただけです!)
その騒動についてはあとで書くかもしれないけど、今でも〝語り〟つがれている。(興味があれば書くけど…ないと思うから、いまは書かない!)
(あっ そうか!) とそんな〝思惑〟を見過ごしていた僕はいろいろと後悔している。だからこれから卒業式をむかえる学生はベニヤ板張りでできたアーチの《ご卒業 おめでとう!》の〝校門〟はきちんとくぐっておいたほうがいい。 人生の〝節目〟に合わせてあなたの人柄や活躍に刺激をうけた人たちから《贈られる》モノがこの日、あなたを待っているかもしれない。
たぶん、いないと思うけど…卒業式はちゃんとしとけ! って話。
……自分のためじゃなく、まわりでいっしょに過ごしてきた〝他人〟のために…(卵とメリケン粉じゃないといいけど)とにかく人のためになると我慢して卒業式の校門をゆっくりと味わいなさい。
へんなの! (変な話はここまで!)