米ドル円 111円前半
2018年 9月4日の 台風 21号の影響で、未だに 関西では 6,860戸で停電が続いています。
全面復旧のめどはまだ立っていないという。
【停電の住宅に住む男性】 ・・・ 「ろうそく 2本か 3本立てて食事をしている。 食事が済んだら何もできない」
雨雲の動き 10日
北海道稚内市の沼川では、今朝 4時 50分に
-0.9℃まで下がり、富士山頂以外では今シーズン初めて 氷点下の気温を観測しました。
昨シーズンよりも半月ほど早く、氷点下を記録しました。 (観測史上・最速 130年ぶりの・冬日)
災害時の停電、オール電化住宅は役に立たない
停電・断水しても生活できるように備えておく
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災害に耐える家は 「ドームハウス」
熊本地震 H28年4月14日夜、4月16日未明 ・・・
震度7が 2回でも ビクともしなかった
つまり、世の中で一番強い構造体 「球」 に最も近い形であるため、ドームハウスは強いのです
歴史上、南極レーダー、富士山・山頂の気象観測ドーム、超大型パビリオン、宇宙開発関連等、今日でも様々な世界で応用・利用されています。
流線形のフォルムであること等により、台風などの強風でも建物全体で力を受け流します。
この事は、日本最高峰である富士山・山頂のレーダードームにも活かされていました
また、球体である事から、全体の表面積が少なく、急な勾配部分も多いために、積雪も積もりにくい構造となっています。
このジオデシック構造のドームハウスは、耐風圧・強風、耐積雪・大雪、地震にも強い高度な安定性を保持していることが特徴的です。
※ この構造体は 「富士山レーダー・ドーム」 や 「 アメリカ南極基地」 にも利用されており、厳しい気象条件でも安心して過ごせる セフティ・ハウス としての側面を持ち、自然災害の多い日本において現在注目をされています
そして、何よりも三角形を中心とした幾何学的な構造が美しく、そして球体の形が何ともいえない安心感を与えます。
( アメリカ南極基地)
昭和30年代、 日本は度重なる大型台風の上陸により甚大な被害に見舞われていました。
そこで富士の山頂に気象観測施設を設置すれば、レーダー探知半径が広がり、南方洋上から接近してくる台風を早期に発見できるようになるということで、標高3776mの日本一高い富士山の山頂に気象観測施設を造るプロジェクトが始まりました。
そこで採用された構造体が、フラードーム。
そして1964年9月10日、ついに念願の富士山レーダードームが完成したのです。
富士山頂は 風速100m にも及ぶ超暴風が常時吹き荒れているだけでなく、年間の多く日々が 大雪にも見舞われます
そんな厳しい自然環境の中にも 35年間耐え続け、施設の劣化や倒壊ではなく、気象観測技術の発達とともに気象衛星や新気象レーダーに監視業務を引き継ぎ、現在は山頂から撤去されて麓の富士吉田市に展示されています。
(富士山頂の風速100m にも耐えたドーム)
同じく 南極大陸の標高4000mの壮絶な自然環境の中にも日本の観測施設 「ドームふじ基地」 があり、そこは超大型のフラードームハウスの構造となっています。
暴風、大雪、そして今回のような地震に限らず、他にも様々な自然環境に強い構造体です
熊本地震でも ビクともしなかった
特殊発泡スチロール製 ドームハウス ・・・
阿蘇ファームランド
平成28年、熊本地震で被災した熊本県南阿蘇村にある健康テーマパーク「阿蘇ファームランド」 内の宿泊施設 「ドームハウス」 の防災機能の高さに注目が集まっています
熊本地震では、多くの家屋や施設が倒壊したり、損傷する被害が出ました、同村では地震で4600棟超の建物が損壊.。
阿蘇ファームランドにある宿泊施設・特殊発泡スチロール製 「ドームハウス」 は、ほとんど被害もなく・損傷せず無傷であったようです
阿蘇ファームランドは、
4月16日の 本震で敷地内のアスファルト舗装に多くのひびが入るなどの被害を受けて休業しましたが、約450棟のドームハウスに目立った被害はなかった
熊本地震発生後、グループ企業の製造販売会社(石川県)のショールームを訪れる人が倍以上になった。 建設会社の関係者だけでなく、一般の見学者も多いという。