昨日は珍しく、仕事が忙しかった。
普段はやらないような作業もたくさんやった。
そのせいもあって、今日の私は調子が悪かった。
胃が重いのだ。
そして、やたらとダルイ。

午前中パパがメッセンジャーで話しかけてきた。
「仕事が忙しそうだね。」
に対し、
「昨日の仕事のせいで、今日は胃が重いよ。」
と返答する私。
「どうして?」の質問に、簡単に事情を説明した。
それをわかっているのか、いないのか、
「最近出張はあるの?」
と聞くパパ。
「本当に美味しいものが食べられればいいのにね。」

これに私はプチキレした。
「今そんな気分じゃない。」
「???」
「調子が悪いの。」

それに対し、
「胃腸薬は飲んだ?」
と返答が来たが、もう私には煩わしいとしか思えない。
無視してしまった。
「また後で連絡するね。」
とメッセージが入ったが、
『今日は、もうこれ以上はたくさん。』
と、私はパパをまた「禁止」にしてしまった。

・・・薄情な女だろうか?

やはり私は、
1度「要らない」と思った男は
2度と「要らない」のだな、と思った。
ましてや、
パパの場合は、その「過干渉」がきつくて嫌になってしまったのだ。
ラブラブの頃は嬉しかった「少々過剰な」触れ合いも
ある時期を過ぎればうるさいだけである。
やはり彼とはもう戻れない。

「近いうちに会いたい」に応えることもできそうにない。
そんなことをしたら、ますます嫌いになってしまうだろう。

・・・このままパパを「禁止」にし続けるのか?

と思う一方で、
「『彼』も私のことを、そんな風に思っているのだろうか?」
と考えてしまった。

以前は積極的だったやり取りも、今は全くない。
波を乗り越えた私には、それはもう心の傷にならないが、
やはり気にはなる。

・・・私は「煩わしい」と思われているのだろうか?

それとも彼も私と同じで、
「1度終わった場所にはもう戻れない」人間なのだろうか。
まあ、私の場合は、
「嫌いになって終わった場合」と限定されるのであるが。

彼は
「嫌いになったわけでなくても」戻れないのか
「やはり私を嫌いになってしまった」のか。

1ヶ月前の私は、それを彼に聞きたくて聞きたくてしょうがなかった。
しかし、今の私はどちらでもいいと思えるようになっている。

・・・私は嫌われているのだろうか。
確かに、
最後は嫌われてもしょうがないような態度を取ってしまった一面はある。
しかし、私たちの本質はほかにあると
彼も理解してくれていると思っていたのに。

それは、惚れた弱みの単なる幻想なのかもしれない。
美化なのかもしれない。


あぁ、いい男はいないだろうか。
一緒に年を取っていきたいと思えるような、
魅力ある男性は。