中国・長沙 旅行の概要② | 世界一周行ってきます!と果たして言う事ができるのだろうか
☆長沙調査2日目


◯ァッキング◯ッキングドットコムの粋な計らいで、夜の長沙を満喫した僕は、早朝に次の街へ向かうことにした。

目的地は、張家界。

現在いる長沙からはバスで5時間あまりとのこと。
いつもならうんざりするところだが、この時ばかりは、

5時間寝れる!

と嬉しかった。

ZZZ

自分のイビキで、はっ!っと目を覚ましたら、そこはすでに張家界バスターミナル。

張家界なんて、ネーミング的に仙人が住んでそうな感じだが、ここもまあまあ「街」だった。

やや、観光地的でもある。
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張沙調査④  バスで5時間、張家界の都会度は愛知県でいうと蒲郡くらい


中国式バイキング的なローカル食堂で昼食を済ませたぼくは、今日の目的地、武陵源に向かうつもりだった。

しかし…

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↑バイキング的なやつ。丼にご飯をよそい、並べられたおかずを好きなだけ上に乗せる。脂っこそうで、少しだけ食べて退散しようかと思ったけど、ことのほか美味しくて、お代わりした上にビールまで注文しちゃった。長い注釈!


しかし…見上げるとロープウェイが。

ははあん、これは「穴」にいくのだな。
予定変更、ロープウェイに乗ることにした。

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このロープウェイ、とにかく長い。

山をいくつか越えていく。

しかも風で揺れる。

(ここは中国だし、こわい…)

ところで、こちらのロープウェイ、なんと世界最長なんだとか!7キロくらいあるらしい。



あれ…





去年の夏にアルメニアで「世界最長のロープウェイ」に乗ったなあ……。





どちらが正しいのか…?





今調べてわかった。





世界最長のロープウェイは、ベトナムにあるらしい。

どうやら、どちらの記録も塗り替えられたようだ。
こうなったら、是非ベトナムのそのロープウェイに乗ってみたいものだ。


さて、頂上に着いたぼくが見たものは…
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一面の霧の世界。

そして、
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岩に張り付いた、道。通路を支えるのは、石の杭のみ。

(ここは中国だし、こわい…)


ついに、雨も降ってきた。

頂上からはエスカレーターで、降ることになるのだが、急な雨を避けるため、中国人観光客が、エスカレーターの入り口(屋根がある)に殺到した。

しかもそこ、チケットのチェックをするためのゲートがあって、1人ずつしか通れない。

そこが脳血栓のように、人が詰まって群がっていた。

そして、ぼくはまさにそこにいたのだった。

ああ、これニュースでみる、たくさん死ぬやつだ…



将棋倒168人死亡…みたいな…



ついには、ゲートを通らず、鉄柵を無理矢理のりこえるものもあらわれた。怒号が飛び交う(それはいつもか…)。

その時ぼくはちょうど、ゲートをくぐることができたのだが、後ろを振り向くのが恐ろしかった。

現在、どこのニュースにも載ってないところをみると、大丈夫だったのだろう。何事もなかったのだろう。

(でも、中国だから、もしかしたら…)


とにかく、長い長いエスカレーターを抜けると、すっかり雨は止み、青空さえのぞいていた。

そして、そこに目的地の「穴」があった。
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正式には、天門山。
なにより、この長ーい階段を作ってしまう中国に感服。1800段あるらしい。


張沙調査⑤   不思議な光景の観光地があった。

ちなみに…


張沙調査⑥   入場料5000円(ロープウエイ含む)と、激高。


絶景に感動し、張家界の街に戻ってきたぼくは、今後こそ、武陵源へ。

バスがあるのだが、面倒だから、バイタクで行くことに。

10分くらいかな、と思っていたら、武陵源まで30キロの看板が…このへん、◯球の歩き方の表記が不十分。

40分ほどかけて到着すると、夕方になっていて、宿探し。

昨日から、宿無しのトラウマをかかえるぼくは、最初に見つけたところが空いていたので、高い(といっても5000円くらい)にもかかわらず即決した。

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熱いシャワーを浴び、やたらメルヘンチックなベッドで、1人眠るのだった。

それにしても、長い1日だな。


張沙調査3日目につづく。