2020年8月
初めての膠原病内科。
採血。血液検査の結果に日数がかかるので
初日は、紹介状検査結果を提出し、問診。
(前回の記事です)
そして、膠原病内科で自分の症状を伝えましたよ。
1、レイノー現象があり
→冷たいものを触ったり、寒い時、指の細い動脈が
強くきゅっと収縮し蒼白になる(前回説明)
指は真っ白冷たくなり、ピリピリじんじんしながら
蒼白→紫色→赤くなり、徐々に正常に戻る。(私の場合)
2、手の腫脹あり
→手の指がソーセージの様に腫れて指が太い感じ
このような指を「ソーセージ様腫脹」
というそうですソ、ソーセージ
私、もともとゴロンとした指なのですが。。。。
これ、そうなんだ
あとは
3、バセドウ病(当時薬服用中)→現在経過観察中
4、子宮筋腫(当時貧血のため鉄剤服用中)
→子宮全摘案件ですが、お年頃(中年)なため
経過観察中です。小さくなるかな?的な。。
5、関節炎(移動性)
6、蕁麻疹、湿疹
こんな感じです。なんだかボロボロでしたねぇ。。。。
そして、後日、2回目の膠原病内科。
前回のブログのとおり、
最初の病院でわかった内容
↓↓
抗核抗体半定量
抗核抗体抗体価 基準値40未満→1280倍
HOMO型 基準値40未満→40倍
・全身性エリテマトーデス
・全身性エリテマトーデス、薬剤性ループス
SPECKLED型 基準値40未満→1280倍
・混合性結合組織病、強皮症、全身性エリテマトーデス
・全身性エリテマトーデス
・シェーグレン症候群、全身性エリテマトーデス、関節リュウマチ
・シェーグレン症候群
からの、膠原病内科でさらに色々血液検査した中の抜粋結果。
抗RNP抗体→H(高い)
→混合性結合組織病、強皮症、全身性エリテマトーデス
抗Sm抗体→H(高い)
→全身性エリテマトーデス
抗RNP抗体は広く自己免疫性疾患で陽性になり、
さらに抗Sm抗体も陽性の場合には
全身性エリテマトーデス(SLE)の可能性が高い。
とのことで、他の症状もあり結果
混合性結合組織病(MCTD)
血液の検査結果を見てといまいちよくわかりません。
先生に聞くに聞けず。。。
そんなことありませんか??
※混合性結合組織病とは。
全身性エリテマトーデス
全身性強皮症
多発性筋炎
など膠原病の症状が混在し
血清中にU1-RNP抗体という自己抗体が高い値で検出。
※全身性エリテマトーデス
(systemic lupus erythematosus)SLEとは。
自分の細胞を攻撃する抗体が生じることにより、
この病気が全身のさまざまな場所、臓器に、
多彩な症状(炎症)が現れる病気。
lupus erythematosusとは、皮膚に出来る発疹が、
狼に噛まれた痕のような赤い紅斑。
発熱、全身倦怠感などの 炎症を思わせる症状と、
関節、皮膚、そして腎臓、肺、中枢神経などの
内臓のさまざまな症状が一度に、
あるいは経過とともに起こってきます
関節症状として、手や指が腫れて痛い関節炎をおこします。
肘、膝などの大きな関節や手の指など日によって場所がかわる
移動性の関節炎がみられることもあります。
→私の初期症状。検査をするきっかけになった症状と同じです
皮膚症状として、有名なのは頬にできる赤い発疹で、
蝶が羽をひろげている形をしているので、
蝶形紅斑と呼ばれています。
また、一つ一つが丸く、ディスク状のディスコイド湿疹も
特徴的で顔面、耳介、頭部、関節背面などによくみられます。
臓器障害として、一人一人によって出てくる症状、
障害される臓器の数が違います。
まったく臓器障害のない軽症の人もいます。
特に腎臓(ループス腎炎)、神経精神病状、心・肺・消化器病変
などの障害になることがあるので、検査診断治療が必要です。
その他、日光過敏症、口内炎、脱毛など。
臓器に関しては、定期的の観察が必要になります。
心エコー、肺レントゲン、CTなどをして、
病変があれば、それぞれの病院や科に通うことになるそう。
大学病院や大きな病院だと、院内で全て完結できるのがいいですね。
私がお世話になっている膠原病内科は、
皮膚症状なら連携皮膚科へ受診などとなります
でも、症状が悪化したり、全身の検査が必要なときは
大学病院と連携しているので、安心できますよ。
※強皮症とは。
レイノー現象を認めた場合、必ず検査をする必要がある臓器として
肺と心臓が挙げられます。
※多発性筋炎/皮膚筋炎とは
筋肉や皮膚、肺を中心に全身に炎症が生じる疾患。
特徴的な皮膚症状が見られる場合皮膚筋炎
皮膚症状を伴わない場合を多発性筋炎と呼びます。
体に近い筋力の低下、筋肉痛、特徴的な皮疹が生じます。
席や軽い動作での息切れがある場合は肺病変(間質性肺炎)
が合併してくる可能性があり、急速に病気が悪くなることがある
ので、早期に治療が必要。
その他、全身倦怠感、関節痛、発熱が見られる場合があります。