春から夏へのプログラムの中で、季節に関係する実物(植物、食べ物)や想起する楽器の音色を通して
季節を共有するなど、体験から回想へと繋がるひと時になります

先月は採りたてのスカンポ(イタドリ)から、多くの懐かしい豊かな回想語りになるとともに
スカンポ笛の音色を楽しむことになりました。笛の音色は少しずつ短く切っていくと
音階が変わり、ライブな旬の時を共有していただきました。
食から遊び、「スカンポの咲く頃」の歌、さらには楽器の音色へと実物のスカンポが
豊かな広がりをみせ、この季節には欠かせません。

「茶摘み」はお茶の香りと共に、現行教科書(3年)掲載の見事な茶畑をお見せしながら手遊びへと繋がり、
枇杷が食べ頃の今の時期は、「ゆりかごの上に 枇杷の実がゆれるよ~」の歌と共に
トーンチャイムの優しい音色を入れながら季節感を満喫します

インドネシアの楽器としてお譲りいただいた「アンクルン」をカエルの鳴き声に似せて
「カエルの合唱」の音階としてお一人ずつ演奏していただき、その後の輪唱へと繋ぎます。
カエルの形をした楽器のギロを紹介しながら、少し難しい体験をしていただきます。
大阪・関西万博も開催されていることから、インドネシアの地図を見ながら国の話題も
共有しながらの進行になります。

更に、今の季節の話題として、ホタルは欠かせません。多くの皆様が昔は沢山いたことを回想し、
ホタルの儚い光を日本音階の楽器(ベル又はトーンチャイム)で「ホタル来い」を自由に表現していただきます
自然界とは異なり、お行儀の良いホタルになってしまい、笑いに繋がります。

最後に来月の「七夕さま」に因んで、願い事を心に秘めながらキラキラしたツリーチャイムの音色を奏でます。
編曲された素敵なハーモニーの演奏とともに別世界へと誘われていきます

豊かな自然にまつわる音楽を楽しみ、楽器の音色から季節感を味わい、回想語りが共有される
居心地の良さは職員さん始め、ボランティアさん、演奏者と共に、地域から参加されている
皆様の表情から伝わってきます。

毎年季節の変化はありますが、「今の旬」の季節を多様な音楽の要素で楽しみたいものです