少し前の寒い日に、朝一の電車に乗って田舎へ行き、直ぐに畑仕事を手伝っていると
腰にギクッと痛みを感じて、暫く固まりました。
ぎっくり腰です・・・。
腰を曲げる時も歩く時も痛みがあり、ぎこちない動きになりながら安静にしました。

油断していました。
寒い時はゆっくりとストレッチしながら身体を暖めていくことが大切です。
何の服薬も無く、早朝散歩などの運動もしているので大丈夫だと思い込んでいました。
最近、友人が転倒して肋骨骨折したり、入院したり、腰を痛めたりする等、色々な
体調悪化の話を聞いていましたが、まさか、自分の身にも異変がくるとは・・・。

ちょうど仕事がない週間だったので、休みながら楽譜の整理をしたり、柚子をいただいたので
柚子ジャムを作ることにします。安静にしていれば少しずつ回復するとのことですが・・。
何がしかの体験をした時に、その当事者になることで当事者同士の心の距離が
近く感じられることになります。想いを共有することで自分にも優しくなれます。

一人ひとりの人生は言うまでも無く唯一無二であり、体験も思考も異なります。
そんな中で同じ体験や想いを共有する人がいることは心の安寧につながります。
特に命に関わることの体験は深く、強く心に残り、その時の気持を共有できる活動をする中で
心を寄せながら前を向いて歩き始められます。

社会の中にある‘当事者の会’は大きな意味があり、前を向いて一緒に歩いていく
勇気をもらえる機会なのではないでしょうか。
地域又は保健所から依頼を受けた‘がん患者の会’‘認知症患者の会’‘低出生体重児の会’
‘パーキンソン病患者会’などで音楽療法を実施する時に先ずは多くの情報を得ながら、
当事者の声にしっかり耳を傾けたいと思っています。
私自身が家族として対象者の会に関わってきた時とそうではない時とでは異なる距離感を感じながら、
経験によって共有感が生まれてくることを実感します。

当事者同士が同じ場所で同じ経験を共有する中で、一人ひとりの異なる想いや
願いを語り合いながら、少しずつ前向きになられていくように感じます。
音楽が少しでも気持ちを共有するきっかけや気分転換に繋がればと願いながら・・・