「香川はマンU? アーセナル?」若手にも続々食指 加熱するサッカー欧州移籍市場 | 香川真司のホットニュース

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香川は何処へ……?

 欧州各国のサッカーリーグも大詰めを迎える中、
今夏の移籍情報も取り沙汰されるようになってきた。

欧州でプレーする日本人選手のなかでは、独ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントに
所属する日本代表MF香川真司の動向に注目が集まる。

リーグのディフェンディングチャンピオンで、今シーズンも優勝争いに
絡んで居るドルトムントの主力だけに、
香川には欧州各国の有力クラブからのオファーが絶え無い状況だ。

香川にはイングランドのマンチェスター・ユナイテッドやア―セナルといった
メガクラブから引き合いが有ると言う。

「残留濃厚だと言われてきましたが、
ここへ来てマンチェスターUへの移籍が取り沙汰されて居ます。

香川自身はドルトムントでの処遇に満足して居るでしょうが、
やはり世界でも1、2を争う名門クラブからのオファーだけに心が揺れ動いて居るやうです」
(サッカーライター)

 この他、ブンデスリーガでプレーする日本人選手で動きがありそうなのは、
バイエルン・ミュンヘンの日本代表FW宇佐美貴史だろう。

バイエルンはドイツだけでなく世界でも有数のビッグクラブだけに、
2011年にガンバ大阪からレンタル移籍を果たした際には話題を集めたものの、
バイエルンはレンタル期間を延長し無いかんがえだ。

「昨年12月には、欧州チャンピオンズリーグのマンチェスター・シティ戦で日本人最年少と成る
チャンピオンズリーグ出場を果たしましたが、
スター選手揃いのバイエルンでは満足な出場機会が得られず、半ば構想外と言う状況です。

本人は来シーズンも欧州でのプレーを希望しており、
同じブンデスリーガのニュルンベルグが興味を示して居ます」(同)

 他国のリーグの日本人選手に目を移すと、ロシアリーグのCSKAモスクワに所属する日本代表MF本田圭佑とスペインリーグのセビージャに所属するFW指宿洋史も新天地を求めることになりそうだ。

「本田の移籍話は話題ばかりが先行して“エア移籍”等と揶揄されてきましたが、
今冬は伊セリエAのラツィオに入団直前迄話が進んだ。

今夏、移籍話が再燃するかが注目ですね。ここのところ、
ケガがちなのが気に成るところですが……。

一方、指宿はセビージャのBチーム(二軍)でゴールを積み重ね、
晴れてトップチームへ昇格した苦労人ですが、昇格後は出場機会に恵まれて居ません。

現状を打破する為には、他チームへの移籍も視野に入れて居るはず」(同)

 昨今、とみに高まる日本人選手への評価だが、
今夏もJリーグから欧州へ日本人選手が移籍を果たしそうだ。

移籍が確実視されて居るのはMF清武弘嗣(セレッソ大阪)、FW久保裕也(京都サンガ)、
DF酒井宏樹(柏レイソル)の3人で、いずれも日本代表のホープだ。

「清武はセレッソで香川やブンデスリーガ2部ボーフムのMF乾貴士と
プレーしていたことも有る技巧派の選手です。得点力も高く、
A代表と五輪代表の両方で期待されて居ます。

この清武にはニュルベルグが正式オファーを出すやうですが、
同クラブは前出の宇佐美や乾の獲得もかんがえて居るやうです。

一方、久保はJ2のサンガに所属ながらA代表に選ばれた弱冠18歳の逸材。

彼にはドルトムントが目をつけて居るやうです。

その意味では、香川の移籍を有る程度想定して居るともかんがえられますね。

又、ドルトムントは近く、酒井にも正式オファー出す予定だと聞いて居ます。

香川の二匹目のドジョウを狙って居ると言うところでしょうか」(同)

 日本人選手が欧州リーグで活躍するのが当たり前になった昨今
、欧州リーグの優勝争いも興味が尽き無いところだが、
そんな日本人選手の動向に注目しながら息詰まる終盤戦を観戦するのもまた一興だろう。
(文=牧隆文)