ドイツの哲学者~・ガブリエルの哲学論
著書を読んだわけではないので、与えられたテレビ映像情報から所感を。
「世界は存在しない」と始まったので不安だったが、まともな人だった。
私も世界平和を叫ぶ慈善団体や宗教団体に懐疑的なので、多分、そこで叫ばれている「世界」の事だろう。
細胞を例に、自由で柔軟性のある存在で、ナニモノにも強制されない自由を、人類の尊厳だと言いたいのかもしれない。
世界大戦後、失敗から学んだドイツ人はその憲法に、人類の尊厳を第1指標に置いた事も、倫理の重要性の再確認を徹底したと、否定や懐疑を必要としないヒューマニズムの存在を提示した。
番組製作陣は勝手に都合の良い言葉を書き足していたが、彼の言葉からなぜ何でもあり?の結論に辿り着くのかわからない。
「多数決で9割が迫害を認めても、それは間違った結論でしかないのは明白だ」
子どもを虐待しても良いか?→良いと答える社会で、戦争は拡大されたのだ(私の脚色有り)。
ドイツ人が言うと、説得力が有る。
システムに組み込まれ易い人類は、倫理をないがしろにしがちだから、常に人類の尊厳に立ち返る事で、やるべき事が正しくやれる(私の脚色有り)。
理性ある相手が喜ばない事は、つまり、間違った行いなのだ。
〈望玄Miharu=TogoKana日月緋彌冬月月衣雨のち苺路世汰明彌月炬呂拿千波らんらんてぃらかなさん秦語夏baobabbabyDebby東郷嘉奈意流花久泉東霜月彌千 筆。〉