クチコミの敵対心度は高いか低いか? | 過去問で目指せ合格❗️毎日1問リラ検クイズ

過去問で目指せ合格❗️毎日1問リラ検クイズ

日本リラクゼーション業協会主催の「リラクゼーションセラピスト認定試験」、通称リラ検の過去問、予想問題を中心に、毎日一問、出題していきます。


今日は「第II章 スペースマネジメント ll-3 リラクゼーションスペースの運営」です。
公式問題集の分量から推測するに、ここから100問中4問くらい出る計算になります。

このセクションは、テキストは10ページもあって図が少なく文字がびっしり。
ですが、専門的な知識とか、リラ検独自の特殊な知識というのはあんまりありません。
だいたいは常識的に答えられそうなものばかりです。
まあ、サービス問題ってところでしょうか。

なじみの少なさそうな単語などを拾ってみます。


掃除にまつわる6Sに入らないものはどれか
 1.整理 
 2.作法 
 3.清潔 
 4.洗剤


製造業やサービス業などでは職場環境の改善運動が一般的に行われていますが、もとは4S運動といって「整理・整頓・清掃・清潔」をスローガンに掲げて、職場環境の美化に各社が取り組んできました。
これに「しつけ」を加えて5S、「作法」を加えて6S、「しっかりしつこく」を加えて7Sなど、各社各様でいろいろなバリエーションがあるようです。
業種が違うと知らない人もいるかもしれませんね。わたしも知りませんでした。
が、知らなくても、選択肢の「4.洗剤」は、他の選択肢の並びからいってへんですよね。
なんとなく雰囲気で解けそうです。

つぎはコミュニケーション。



コミュニケーションの目的、重要性について、誤っているものを選びなさい
 1.カウンセリングはできるだけ細かく行う
 2.施術中はお身体の状態を確認する
 3.お客様が何を一番に求めていらっしゃるのかを把握する
 4.健康や美容について様々な情報をお客様に提供する


これはどれも正解のような感じがして、ちょっと考えるかもしれません。
テキストでは「あまり細やかな力ウンセリングは治療を連想させる」として、選択肢の1.を誤りとしています。
不調箇所や状態などを突っ込んで聞くと「痛いところを治してもらえる」と誤解させる、ということでしょうか。
たしかに質問の仕方によっては、そういう妙なモードに入りやすいことはあると思います。
詳しく聴いたところで、こちらにはそれをどうこうできるだけの医療の知識も技術もない。
期待だけ持たせて失望させるということにならないように気をつけたいと思います。

つぎは広告。


広告宣伝における口コミのメリットについて、誤っているものを選びなさい
 1.ローコストで効率がよい
 2.敵対心度が上がる
 3.リピートに繋がりやすい
 4.広告費用がかからない


「敵対心度」という、専門用語っぽいものが出てきましたね。
例によってテキストには説明がないので、調べてみました。
が、心理学にもマーケッティングにも、そういう言葉はみあたらず。

度合いを測るためのスケールも見つかりませんでした。
どこかのRPGにそういう名称のゲーム上のポイントがあるようですが、まさかそこからそのまんまもってきたわけではないと思いますが・・・
用語としては、結局、よくわかりませんでした。

が、「敵対心」の「度合い」が上がる、下がるというのはイメージでは理解できます。
チラシを見て飛び込みで入るのは警戒心が働くが、クチコミで友達から紹介されたお店には最初から期待感、親近感をもって行ける、というのは普通に理解できますから、選択肢の2.が誤りですね。

では最後はスタッフマネジメント。


スタッフのモチベーションを上げる方法で誤っているものを選びなさい
 1.スペースのミッション・ビジョン・経営理念を明確にする
 2.キャリアアップや収入に対する夢や目標を明確にする
 3.問題を抱えているスタッフには必要に応じて面談を行う
 4.スタッフ同士の関係を良好にし、スペースの一体化を目指す


店長さんやリーダーさんの心得を説いたセクションです。
部下のモチベーションコントロールは、それだけで専門のコンサル会社があるくらいで、テキスト1ページでさらっと語れるような内容ではありません。
逆に言うと、この分量では常識的なことしか書けないってことです。
選択肢はどれも間違いではなさそうにみえますが、消去法でもっともらしい順に消していけば、選択肢の3.が残る。
テキストには「面談は、スタッフひとり一人と、定期的に」行うとあります。
こういう管理職系の問題は、上司の立場で考えると難しいのですが、部下の気持ちになるとわりと簡単に答えがわかりますね。


とまあ、このセクションは、全体的にこんな感じです。
なんとなく、ふわっと常識で解けそうですね。

この先、関節可動域の角度や筋肉の支配神経まで全部覚えないといけないので、先を急ぐとして、このセクションはこの程度でさらっと終わりにしたいと思います。
では、今日はこの辺で。

 

※今日の問題は、デジタル問題集にも収録しました。