1.屈曲・伸展
2.外旋・内旋
3.回外・回内
4.外転・内転
関節運動は、図題として出題されました。
伸展と屈曲は、曲げ伸ばしなのでこれではない。
わかりにくいのは、内旋と外旋、内転と外転。
似たような意味の言葉なので、区別がつきにくいです。
解剖学では、
・体肢を身体の中心面から遠ざけるのを外転、近づけるのは内転
・体の前方に向かうある部分を外方へ向ける運動を外旋、内方に向ける運動を内旋
と定義されています。
内転・外転はまだいいのですが、内旋・外旋はやっぱりわかりにくい。
で、調べてみましたが、肩関節と股関節の動きについてだけ、内旋・外旋が使われているようです。
テキストの例示では肩関節しかでてこないので、内旋・外旋は肩関節、と覚えておけばよいようです。(もちろん、肩関節は外転・内転もしますけど。)
回内・回外も他では聞いたことのない言葉ですね。
手のひらを上に向ける(身体の外方へひねる)のが回外。
手のひらを下に向ける(体の内側へひねる)のが回内。
前腕のこの動きについてだけ、この用語を使うそうです。
関節の運動については、2級テキストでは4種類しか出てきませんが、首を左右に回したり、上半身を左右にねじる「回旋」や、
首や上半身を左右に倒す「側屈」、肩を上げ下げする「挙上・下制」などもあり、これらは1級のテキストで出てきます。
あ、ちなみに1級では関節の運動の分類ではなくて、どのくらい動かせるのか、角度が出題されます。覚悟してくださいね!
ということで、
<答え> 2.外旋・内旋
でした。
では今日はこの辺で。
◼️参考資料
看護のための からだの正常・異常ガイドブック
解剖学における運動の表現,
◼️アロマウェブのデジタル問題集
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こちらのWEB問題集で何回も受験を失敗したリラクゼーシ
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