開運永続のかしこいご奉納をする運がいい人 | かむなび【神navi】宮司

かむなび【神navi】宮司

神navi…神社神道と古式神道を継承する宮司
一般の神社さまでもカバーできないお仕事もしています
密教の阿闍梨(僧侶)でもある
(※神navi®とは神道用語の「神奈備」(かむなび:磐座やご神域、聖地)と「navigation」を合わせて宮司が創始した特別なプロデュース名)

GWも相も変わらず彌榮、いやさか


長期休暇も普段の土日祝もあまり関係のない

かむなび宮司でございます


ありがたいことに神社仏閣は日々崇敬してくださる

氏子崇敬者の皆様、ひょこっと来られた方からでも

いろいろなものをご奉納くださいます


その中でも一番多いのがダントツで御神酒です





過去には日蓮宗の僧侶の方から特別な御神酒?も

日蓮聖人生誕800年を記念して造られた清酒で

御神酒とお呼びして佳いのやら…

いや、神社にご奉納頂いた時点でどのようなお酒も

御神酒で大丈夫ですね



この他に御献金も多いと思います

もちろん裸のままお渡しはされず熨斗袋入りです


御献金の場合はまずは神さまにお供えされまして

神社の収入になりますので職員の好き勝手使える

お金にはなりませんのでどうぞご安心ください


珍しいパターンですと当社の愛猫ちゃんたちに…

猫ちゃんのおやつやご飯のご奉納もございました

当社は2匹いてるので狛猫ちゃんです





産直野菜、果物、お土産の詰め合わせのご奉納も



伏見稲荷大社が初午祭の頃になると崇敬者様や企業

その他ご商売される方から個々人様まで数多くの

ご奉納が拝殿前で見れますがとてつもない量です


電子機器の企業さんは電化製品も奉納されていたり

見ていて圧倒されますし信仰の深い重みを感じます


こう言ったご奉納を続けられている参拝者様の中で

特に継続して運がこの方安定されておられると思う

方々が長年のお付き合いから見ていておられます


やはりそう言った方々の発想がおすごい部分が

確かにあられて私ですらほうほうと納得しました



以前のブログで一社故実、すなわち

その神社、神社独特の古より変わらない作法や慣習

として当社の場合はお香を神事で焚きます

とお伝えしたことがございます



こちらを知ってらっしゃる崇敬者様は

普段の御神酒のご奉納とは別に当社で使うお香を

継続的にご奉納なさる方がかなりおられます


来客がある場合はお玄関でも香を焚きますが

そちらも合わせてご奉納になることもあったり


これ、よくよく考えますとすごい発想なのです







常に神事で使いますから消費もかなりの量です

どれだけあってもストックすらしておきたい

それぐらい毎日お香を使います


と云うことは毎日、毎日ご奉納された方へ

御神徳がめぐり来ていて継続性があります

開運ループを自ら作り出されていると云いますか


使う神主の私もこのお香はあの方からだ、と

毎回使うたびに思うことが出来ますし神事で

それを毎日使いますから神さまも当然お分かりです


この他にも当社にあった継続的開運のご奉納として

神社では欠かせない神具や神主、職員が使います

冠や装束などもございました

こられもずっと神社で大切にされ残るものです


この開運ループで歴史的な偉人を考えてみると

境内に新しく造営する社殿や仏教では仏像など

奉納してしまっている方多ございますね

ここまで来ると私たち一般人の域ではないですが笑


ただこれに限りなく近しいことは別の形でなさる

そしてそこに上手く開運の輪を保つ方はやはり

おすごい発想をなさっていると思います


お願い事のあられる方でその正しい伝え方を

知っておられる方は普通の参拝でお賽銭を入れて

鈴を鳴らして社殿の外でじっとお願いするのでなく

きちんと御祈祷を受けられますからね


神主さんは神さまと人とを取り持つ存在であること

そう云った参拝者様はようゞご存知の方が多いです


勿論、御神酒のご奉納、本当に神さま喜ばれます

ただ御神前に並べられる数や期間にも限りがあり

一定期間お供えしますとお下げしてありがたく

職員、氏子様、崇敬者様の間でお下がりのお裾分け

などをさせて頂く神社さまが一般的かと思います



こちらも以前のブログで紹介しました

密教の僧侶、阿闍梨となった事をお伝えしましたが



その時も当社、もちろん神道ですが

崇敬者様はお袈裟や密教宝具、お念珠なども

ある種ジャンルは違いますがご奉納くださいました


お袈裟をご奉納くださると云うのは

本来の意味でのお布施でございますね

僧侶が着る布は施し(無償のプレゼント)を頂いて

その僧侶の功徳が施した人へ巡ると云う仕組みです






崇敬者様のほとんどはお家が仏教ですから

お仏壇や墓前の供養を私とのご縁からご依頼され

かむなび宮司だけでなく、かむなび僧侶として

お役に立たせて頂く機会も多くなりました


こちらもずっとゞ、私が使わせて頂いている限り

お布施くださった崇敬者様に功徳が循環しますね


因みに最近は宮司さま〜ではなく、阿闍梨さま〜

と呼ばれることも増えて参りましたが…実は

阿闍梨で間違いはないのですが、あまり僧侶は

その呼び方を自らしませんので、いつも通り

宮司で大丈夫でございますよ…なんなら僧名の

主神(すじん)さん〜で全然差し支えありません


確かに御献金やお布施も社寺の維持やそれこそ

神主、僧侶の装束や法衣、神具や仏具に変わる

ことになりますが、やはり物として残る、それに

代わるものがない、かつずっと使い続けるものは

お金には代えられないところがあると思います


くれぐれもお香は当社が一社故実で使うのみ

ですから他の神社さまは使いませんのでご注意を

神具、仏具、神主の装束や僧侶の袈裟なども

そのまま見つけたものを購入されてご奉納なさらず

寸法や必要とされる物も社寺に依って違いますので

ご奉納なさる際は先ずその社寺様にお伺いください


誰かにプレゼントをする心だけでも本当素敵で

奉納とは違いますがその分人の徳は増しますよね


特に神さまは目には見えないですから

逆に私たちが目に見えるものでお納めすることの

大切さ、と云うものもあるのだとわかります


開運ループで神さま仏さまから愛されてください

神事祭典や仏事法会を通して私も願っております


こころからすべてに感謝します


彌榮