多分、たいていの日本人は菅原道真をご存知かと思う


そう‼️

受験シーズンには学問の神様としてお参りなさる方も多い


なぜ、実在の人物が神様として祀られたのか❓

それも学問の神なのはなぜ❓って思った事ない❓


菅原氏はもともと土師氏を祖とする氏族

土師氏は、渡来系の氏族とも言われてるけど、先祖の野見宿禰は、それまであった、古墳に生きた人間を殉葬させる代わりとして埴輪を発明したとも言われてる人

ちなみに、桓武天皇の外祖母は土師氏の出身


道真の父の是善は幼い頃から聡明で、文章博士となり、やがて、文徳天皇のお勉強の先生も勤める


道真は、この是善の才知を引き継いで、宇多天皇に重用されたんだけど、危ない💦危ない💦

藤原氏から見ると、目障りな存在になってくる

で…

娘婿の斉世親王を天皇として担ごうとしているという謀反の罪を着せられて太宰府に左遷されて、その後、その地で亡くなる


それからしばらくして、宮中の清涼殿に雷が落ちて、道真の怨霊の祟りだと言われ、御霊を慰めるために神として祀られるようになる


こういった非業の死を遂げたものは祟り神として恐れられたんだけど、きちんとお祀りすることでパワフルな守護神になると言われた

これが、菅原道真が天神様となった所以


その道真の系譜が⬇️



道真から今上陛下に繋がっていくのは、高視、淳茂、衍子の3人(①〜③)


次回から3回に分けて、今上陛下までの流れを辿る