さて、今回、久世通夏からの流れとなります


この人からの流れは、昭和天皇の皇后である良子女王に繋がるんだけど、久世通夏の娘が松木宗長に嫁いで、この2人の孫娘が伏見宮邦頼親王に仕えて貞敬親王を生む


その貞敬親王の子が邦家親王

あと、またしても余談だけれど、娘の直子女王は徳川慶喜の初恋の人って言われてる方



そして、邦家親王、かなりの子福者で、彼からあとの伏見宮家は怒涛の進撃

…いや、違う💦

どんどん栄えた


戦後臣籍降下した11宮家は全て、貞敬親王、邦家親王の王子が宮家を創設したか、または、跡継ぎのいない宮家を引き継いだもの


臣籍降下は歴史の中でたくさんあって、たくさんの方が皇籍離脱している

そしてまた、その中には皇籍復帰した方もいらして、特異なのは、醍醐天皇

醍醐天皇は、もともと臣籍で生まれたものの、父の宇多天皇の即位にともなって皇籍となり、やがて天皇となった


昨今、旧宮家の男子の皇籍復帰や、または、旧宮家の男子を愛子内親王の結婚相手にという話も取り沙汰されているけど、それは、下敷としてこういう歴史もあってのことと思われる



邦家親王、とにかくお子様が多くて、紙に収まらない💦

なので、かなり割愛して、書ける範囲のみが上記


ただ、今上陛下に繋がるとこだけはちゃんと書いた


久邇宮家を創設した朝彦親王

そのお子の1人が邦彦王

邦彦王と妃の俔子との長女が昭和天皇の皇后の良子女王で、今上陛下のお祖母様


ちなみに、俔子妃は、島津忠義の娘なのだけど、この島津忠義は、日本史好きなら周知のお由羅の方の孫にあたる人


こうして見ると、紫式部の子孫って、結構頑張ってる


次回は紫式部から天皇陛下への繋がりのラストとなります

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