6月7日 金曜日

 

前から大厄の厄祓いに行きなさいと言ってもなかなか行動しない長女を神社へ連れて行くことにしました車

 

 

県外に住む長女の家まで高速道路を使うと1時間で行けるのですが、今日は1人でお出掛けなのでゆっくり森林浴なんかも楽しみながら山越え谷超えしてたら2時間も掛かってしまいましたほっこり

 

 

長女の住む地域の近くには運良くその県の一ノ宮の神社があり、前に私は旦那とそこの神社へ参拝したこともあるので今日はその神社へ行こうと決めていました

 

 

ただ、一ノ宮と言っても田舎の神社で普段より参拝の方も少ないし、私の到着時間もわからないので敢えてご祈祷の予約はせずに向かい、無理な場合は他の神社へお願いしようと思っていたのですが・・・

 

 

神社へ到着すると他の参拝の方は誰もおられず、私は長女へ手水舎での清め方の作法を教えて一緒に清めますバイバイ


私も最初は手水舎での作法や参拝の仕方も知らずにあたふたしてたなぁ〜って懐かしいです笑

 

 

そこの手水舎におられた龍神様の置き物から「それはお酒か?龍と尋ねられましたが・・・

 

 

これは御祈祷用なので今度持ってきますね~」なんてお話して社務所へ向かいました

 

 

 

社務所は無人で呼び鈴を鳴らすと宮司さんらしき方が出て来られました

 

 

 

私が「急で申し訳ないのですが、今から厄除けのご祈祷をお願いしたいのですが大丈夫ですか?」とお尋ねすると

 

 

その方はびっくりされたようで「今からですか?えっと!今からならば大丈夫なんですが・・・。本殿で祝詞をあげて玉串を捧げる正式参拝のご祈祷ならお受け出来ます」と言われたので

 

 

私は正式参拝をお願いしました

 

 

すると「今から着替えて準備をしますので拝殿の所より中に入ってお待ち下さい」と言われ、宮司さんの言われる通りに拝殿より本殿へ入ってしばしの時間待ちました

 

 

宮司さんの着替えも済み、諸々の準備が整いつつある中で一向に娘の住所や名前も聞かれず、唯一私が持参した御神酒に貼ってある熨斗の名前を見て「お名前は〇〇さんでよろしいですか?」と苗字だけは確認されたのですが・・・それだけ

 

不思議に思う中、ご祈祷が始まりました

 

 

本殿の場所で宮司さんの言われる通りの動きをしてご祈祷は終わったのですが・・・

 

 

祝詞は祓詞のみで結局名前も住所も読み上げる事はなく玉串をあげて終了でした

 

 

正式参拝とはなんぞやと頭の中が???だらけで私の知っているご祈祷とはあまりにもかけ離れたこのご神事にびっくりしたのです

 

 

正式参拝』とは、文字通り「正式」な「参拝」であり、心も服装も引き締まった姿で、御本殿に上がり、自分自身の心から誠心誠意、神恩感謝を伝える有難くも崇高な儀式のこと

 

 

通常の参拝でも自分の名前、住所は神様にお伝えするのにそれもなく、ご祈祷が終わってから更に宮司さんから信じられない言葉が 

 

 

拝殿に置いてある神社冊子の一覧表を指差しながら・・・

 

 

 

今日は厄祓いという事でしたが、どの厄にあたるのですか?」と尋ねられ

 

 

娘が「大厄です」と返事をすると

 

 

宮司さんは「そうなんですかぁ〜。大厄ならご祈祷すると安心ですね〜」と言われます

 

 

私は「今、それ聞きますか?」と心の中で呟き

 

 

それならばここには御神酒が入ってはいるのですが、厄祓いの御守りをお渡ししますね〜」と本殿の所に置いていた箱の中から御守りを二つ出して来て「どちらの色がよろしいですか?」と娘に差し出しました

 

 

娘が紫の御守りを選ぶとその御守りを入れる袋を探して本殿の先の所に行かれました

 

 

その時、どこからともなく笛の音がしてきてびっくりした私は外を見渡して娘に「笛の音してるけど、これ外から?」と聞くと・・・

 

 

困惑した顔の娘が本殿の片隅を指差して「多分、あれだと思う」という方向に目をやると

 

 

そこには小さなカセットプレーヤー

 

 

笛の音はそこから流れる雅楽の音でした🎵

 

 

ご祈祷も終わってこの御守りを入れる袋を探すこのタイミングでこの音楽いる?」と言いながら私は困惑していました

 

 

娘が「さっき宮司さんがあそこのボタンを押して行かれたからそれで鳴ってると思う凝視と冷静に言います

 

 

袋を見つけて戻って来られた宮司さんより授与品を頂き、私達はお礼を伝えて本殿から出ようとすると


 

宮司さんが「明日ここで結婚祭があるんですよ。なのでいつもは敷いていない赤のカーペットがここに敷いてあるんです」と今まで私達が居た場所を指差して教えてくださいましたが・・・


 

私はびっくりして「これはいつも敷かれているものではないんですか?明日の結婚祭事用だったんですね。すみません。私達が先にお祝いの場所に上がってしまって・・申し訳ないです」と言うと

 

 

宮司さんは笑って「いいえ〜大丈夫ですよ」と言われましたが・・・



あの雅楽の音楽はもしかして明日の予行練習だったのですか?と今度は私の左脳が呟いていますイヒ

 

 

それから今日は予約をせずにご祈祷をお願いした事をお詫びして神社を後にしましたが・・・

 

 

娘が頂いた神在からの授与品は神社の熨斗の付いた小さな御神酒と娘が選んだ御守りだけで、神社のお札は入っておらず・・・

 




どんな小規模の神社でも紙のお札を授かってきた私としては何もかもが不可解な出来事でした

 

 

その後、私が娘に「それにしてもあの宮司さんの動きなんか不自然な感じだったねー」と言うと

 

 

娘は「あの宮司さん多分腰が悪かったんだと思う。あの袴の隙間から腰椎ベルトが見えてたから」と言いましたが

 

 

私は最初からあの宮司さんの全てが不可解過ぎてそこに意識が行ってなかったわーとなりました

 

 

 なんせ昔ブレークしたお笑い芸人のあるある探検隊のような不思議な動きをする宮司さんという感じでしか見れず目

 

ここの神社大丈夫かなぁ〜と心配になりました💦

 

 

今回は今ままで体験した事のないタイプのご祈祷体験でしたが・・・

 

 

御祭神の神様からは「何でも願いを叶えます」と言って戴けたので

 

 

娘家族の健康と家内安全、私のお役目がこれからもしっかりと果たせますようにとお願いしましたお願いキラキラ

 

 

ただ、普段から神社に興味がない長女に神社の良さを教える良い機会だと思っていた私は・・・

 

 

今回の出来事でこれからもきっと長女はこの神社も含め神社参拝に行くことはないだろうなぁと思いちょっと残念ショック

 


 

本当に滅多にない長女との貴重な時間に長女よりランチを御馳走になったり不思議な神社参拝があったりと良い時間を過せました

 

 

感謝お願いキラキラ