龍舞崎を後にして次の目的地へ向かいます
その場所はここから40分程かかる所で唐桑半島の神社と岬
気仙沼の事を検索していた時に思い出し読み返した保江邦夫さんの本に書かれていた場所です
(本の中では牡鹿半島と記載されていますが、総合的に判断してこの場所だと見当をつけました)
2ヶ所目の目的地に到着
ここは御崎神社と御崎岬の駐車場が一緒になっているようで広場の様になっています
御崎神社(日高見神社):宮城県気仙沼市唐桑町崎浜2-3
ご祭神:大綿津見命 御利益:縁結び・海上安全・大漁祈願
この神社は千年の歴史があり地元の方々には「おさきさん」の呼び名で親しまれているのだとか・・・
到着時は1人の参拝の方がおられましたが、すぐに帰られたので境内は無人の状態になりました
大綿津見命様へ今回初めて参拝させていただく事への感謝を述べて、本日この先の御崎岬でご神事をさせて戴くことをご報告して、無事に神事を遂行することが出来ますようにとお願いをしました
神様からの許可を戴き、ホッとしました・・・
先程から私達の参拝の間、境内左側の神様が呼んでいらっしゃるようで・・・
参拝を終えて拝殿左側の摂社へ伺います
由緒書等はないもののお社の中には天照大神様と金毘羅様の名前の書かれた石碑の様なものと何故かその前に恵比寿様と大黒天様が
私を呼んでいたのはここの恵比寿様のようでした
満面の笑みの恵比寿様
初めて参拝させて戴くことをお伝えしご挨拶をしました
その後授与所へ立ち寄り、清め塩を戴いて旦那の胸ポケットへ入れます
危険を察知出来ない旦那は、勿論自分で祓う事も出来ないので旦那の事も守らなければいけません
ここからは更に気を引き締め最終のご神事の場所へ向かいます
目的地3ヶ所目 御崎岬
老磯島(おいそじま)、児置島(こおきじま)、御山崎(おやまざき)の3つの岩島が並ぶ
ここ唐桑半島御崎岬は気仙沼の岩井岬、大島の龍舞崎とを直線状に繋ぎ、ここより南に霊山の金華山を望む最南端となっています
ここにも灯台があり、この場所は先程の龍舞崎とは違って遊歩道が最南端の半島をぐるっと回れるようになっています
岬へ歩き出すと風は穏やかで先程より寒さも感じません
御崎灯台を通り過ぎ八隻曳(はっそうびき)を目指します
遊歩道より下へ降りる場所があり岩の場所まで移動して、岩笛を吹き祝詞を奏上しました
保江邦夫さんは本の中でこの場所は金華山と地理的に強く繋がった重要なポイントになっていることが明らかで、僕にもそこが龍穴となっていて地殻のエネルギーばかりではなく太平洋の波のエネルギーと海風のエネルギーが、地球の霊的なエネルギーを何段階も増幅しているのがわかりましたと書かれていました(著者保江邦夫 日本大北斗七星伝説より引用させて戴きました)
一連の神事が終わり、岩場を眺めながら散策し進んでいくと陽沼・陰沼(おぬま・めぬま)の案内板があります
ここも少し開けた場所に降りて岩場を眺める事ができました
陸地に向かって狭くなる岩場は荒波が当たって高い場所まで波しぶきが上がってきます
それを見た旦那は「さっき神社で神様に自分にもわかるような現象を見せてほしいとお願いしてたんだけど・・これは凄いね」と感動しています
ここで私は先程の神事の時に御神酒を海に撒こうと思っていて忘れてしまった事を思い出しました
旦那に預けていた御神酒を受け取り海に向かって撒くとこれはお酒か?と喜んでいる龍神さんの声がします
旦那の希望通り更に荒々しい波しぶきを見せてくれました
私も子どもの頃は玄界灘の岩場で泳いでサザエやアワビを取っていたなぁ~なんて懐かしい思い出に浸りながら、無事に神事を終える事が出来た事に感謝していました
ミッションで降りて来た気仙沼のはしとはこの最南端のことだったようです
神様の行けばわかる!は今回は少し難題でした
大難を小難に 小難を無難に
ここからは神事も終わり少しホッとしたので少し寄り道をします
大谷海岸 道の駅 気仙沼市本吉町三島
ここは新海誠監督の映画『すずめの戸締り』に出て来る場所らしく観光客の方も多く賑わっていました
ここの海鮮ラーメンも有名らしいのですが・・・旦那は「今はお腹が空いてない」とあっさりと却下
でも・・そんな旦那もピーナッツクリームサンドのパンはこっそりと購入していました
私も今回のご神事を通してすずめの戸締りの閉じ師のようなお役目が出来たら良いなと思います
明日は3月11日 福島県や宮城県の各地で追悼の式典があるのでお邪魔にならないように早めに南下を開始です
途中、不思議な雲を写真に撮っていたら一瞬だけ彩雲が出ましたが、残念ながら写真に収める前に消えました
つづく・・・