約20名のセミナー参加者は、各々持ち寄ったビジネス案で開業する必要はありません。一方、セミナーは、資金融資等の斡旋をしてくれるものでもありません。
しかし、新規開業する意図がある人たちですから、本来、私は参加者として相応しくないので、主催者側の承諾を得て参加しました。
驚くことに、参加者が目指すビジネスに、コンビニエンスストアに代表される、フランチャイズはありませんでした。
かつて、破竹のごとく伸長していたフランチャイズは、その当時も、閉店を余儀なくされた光景を目にしていたので、立地条件、資金力からして、新参は敬遠されたのかも知れません。
さて、ビジネス案は、飲食業と販売業と半々程度で、店舗を構える営業形態が多かったですね。
同じグループに居酒屋を始めようとした人がいました。 居酒屋は、利用客となることが多いので、店舗やサービスのイメージ化は容易です。
「客単価はいくらで考えています?」
コンサルタントの突っ込みです。 発案者は、咄嗟に回答できなかったのです。
でも、店の客の立場で考えれば、答えは意外と簡単です。