小さな革命

少し前の話。

飴ちゃんが学校帰りに

赤になるちょっと前に横断歩道をチャリで渡ったところ、

信号待ちしていた車に

クラクションをならされたみたいで。

まだ赤じゃなかったのに

うるさいおばさんにクラクション鳴らされたー

と帰ってきた日があったのね。

飴ちゃんは

そのおばさんに

「ごめんなさいー！」と大声で謝ったらしいの。

それが数日後

そのおばさんから学校に手紙が届き

「うるせー！」と叫ばれたと。

お宅の学校の教育はどうなってるのかと

日付け時間、そして事細かに詳細が書いてあったらしく

飴ちゃんの小学校の地区の子は

全員呼び出されキツく指導をされたらしい

しかも詳細は事実とは異なり

かなりオーバーに書いてあったみたい。

学校に言おうかな？

と思ってたのですが

犯人探しはしていないとのことで

まぁ、ごめんなさいが、うるせーに聞こえてしまったんだから怒るのは無理ないね

なんて話していて

ある日

仲良しママさん達でその話になって

校長にちゃんと言った方がいいのでは？

と言われたので

先日、中学の役員会議の時に、校長を捕まえて話したんですよ。

校長は

本当はごめんなさいだったことに

とても安心したらしく

ホッとしていました。

その後すぐに

飴ちゃんと友達の元に来て

校長、謝ってくれたんだって！

小学校で３年間、この校長と過ごし

愛ある場面を沢山見て来たのですが

今回もさすがだな！と思いました。

謝れない大人が沢山いるじゃないですか。

今回のことも

校長によってはわざわざ本人に謝りに来ない人もいると思うんだよね。

だって、犯人探しをして飴に怒ったわけでもないしね、でも謝るって

生徒を信じなくてごめんってことだと思うんだ。

世の中に

謝らない上司がどれだけいることか。

子供に謝らない親もいっぱいいる。

真っ直ぐに

大人だとか子供だとか関係なく

謝れる人って凄いですね。

世の中って

特に大人は理不尽ですし

理不尽な世界で生きていけなきゃ困るけど

理不尽な大人になることはない。

先生がダメなら

自分がしっかりすればいいし

親がダメなら

というか親は少なからず反面教師ではないかと思う。

自分が親にして貰えなかったことを

自分の子供にしてあげればいいし

自分が親にされて嫌だったことは

子供にしなければいい

そーゆーことって案外、

難しいことかもしれないけど

私は小さな革命だと思ってる。

お読み下さりありがとうございました♪

豪雨の爪痕が

１日でも早く消えますように。