[神社に参る]とは、復活すること。
参道は産道。拝殿、お宮はお腹の子宮。
つまり、産道を通り、子宮でエネルギーを
いただいて、疲れ(枯れ)を癒し、元通りに
赤兒の如く、復活して戻る。産道から子宮
に戻る際、穢れを纏っているため、手水舎
で儀式を行なう。社が北にあるのは、氣が
溜まるのが北であるから。因みに、東は日
の頭(かしら)が登る処、南は皆が見る、西
は丹(夕陽)が沈むところから名が付いた。
北枕は、徳川家康が他の大名の氣を溜めて
元気にさせないようにと言う説あり。だか
ら、亡くなるとはじめて北枕にさせた。