QTへの最終チェックをしたい。 | 黒田正夫プロのブログ 

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ゴルフ合宿『アメニティ・ゴルフ・ライフ』を主宰
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(公社)日本プロゴルフ協会 TCP A級 黒田 正夫

国内女子ツアーでは、国内メジャー「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」が9月8〜11日で京都府の「城陽CC」で開催され、19歳ルーキー、川崎春花選手がバックナインでの圧巻なバーディーラッシュで初優勝。

 

ルーキーの川崎春花選手は、先月下旬のステップで優勝し上り調子で、去年の最終プロテスト会場で良く知っていたというのも有利に働いたのかもしれません。アップダウンが激しい難易度の高いホールが続くので、高弾道もしくはフェード系のボールを止めることができる選手が上位にくると予想していましたが、しっかりとした実力があることを魅せてくれました。

 

 

宮城から1泊2日で参加のリピーターWさん。

QTへの最終チェックをしたいとのこと。

 

昨年は1打足りず落選して悔しい思いをしたQTへの雪辱を期して、アライメントを中心にラフと傾斜への対応への最終チェックをしていきました。

 

もともと調子が悪くなるとグリップ圧が強くなり、左ひじが張って左肩が浮くクセを持っており、それが軸の傾きに繋がってスイング軌道や打点のズレに繋がっていました。本人も悪いクセは解っているので、アドレスでのズレはありませんでしたが、安心してプレーできるようルーティーンを若干変えていきました。

 

 

左サイドの張りが強くなりすぎないように、右手から入るようにしていきました。そうすることでターゲットへの意識が持続するだけでなく、目線のズレが出ないようにしていきました。

 

さらに、普段やらないような打ち方も遊び感覚を入れながらトライして、凝り固まった考え方や狭くなりがちな視野も広げていきました。

 

 

ラフと傾斜の対応については、この時期のラフは茎の部分が強く、刈ってあったとしてもクラブヘッドが茎に沿って下へ持っていかれやすく、上下の打点のブレに繋がったり、葉の部分も長くなりやすいのでシャフトに絡まってフェースの向きを変えさせられたり、ヘッドスピードを低減させられたりと、ライの状況の観察がとても重要になることを再確認していきました。

 

傾斜については、ショット力については問題なくクリアしていましたが、パッティングのフックラインに少し難があり、目とボールとの距離を優先した結果、左手の親指の腹でグリップエンドを押さえるくらいに最大限長く持つことで、ヘッドバランスを生かせるようにしていき、引っかけと打ち急ぎを防いでいきました。

 

 

気合が入ると力感が強くなる悪いクセが首をもたげてくるため、力感のコントロールの重要性にも気づきました。トレーニングで排気量が上がっているにもかかわらず、小さい排気量の時と同じ感覚でしっかり振ってしまうところがあるので、少し抑えた感覚くらいで全体のバランスが整うことも解りました。

 

QTに向けて整えておかなくてはならないことが最終チェックでしっかり解ったため、試合当日までに馴染ませておくことが練習の課題となり、あとは体調管理も含めて安心して挑めるようにしていくだけとなりました。

 

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