ドライバーのロフトをカチャカチャ機能で変えると弾道はどうなるのか、効果はあるのかをSIM2ドライバー(9度)でロフトアップ、SIM2・MAX-Dドライバー(10.5度)でロフトダウンで試した結果、それぞれ想定していたよりも良い結果が出たということで、今回はSIM2・MAXドライバー(9度)の弾道をより自分好みにするべく、シャフトを変えてみました。
SIM2・MAXドライバーは、ソール後方のウエイトが24gと前モデルよりも6gも重くなって、より重心が深く設定されている関係上、インパクトでフェース面が上を向きやすく、打ち出し角を確保できるとともにスピン量が前モデルよりも多くなって低スピン過ぎないといったヘッド特性を持っています。
前作よりは寛容性も高く優しくなっていますが、捕まり過ぎ、上がり過ぎ、転がらなさ過ぎといったことがあり、思ったより飛距離出ていないと感じているため、このヘッドに合ったシャフトを探してみました。
ヘッドの特徴を鑑みて以下の3本を候補にしてみました。
・グラファイトデザイン ツアーAD・XC 6S
・フジクラ スピーダーNX 6S
・ミツビシケミカル テンセイプロホワイト1K 6S
コースで試した結果は以下のとおり。
・ツアーAD・XC
捕まり過ぎず、スピン量も減って良かったのですが、打ち出し角が思いのほか低くなりました。ロフトを少し増やしてちょうどいい感じ。
弾道が高い、捕まり過ぎる、またはスピン量が多い傾向で悩んでいる方にお薦め。
・スピーダーNX
打ち出し角がより高くなりキャリーが伸びましたが、捕まりが良すぎて方向性が不安定になりました。ロフトを減らしてちょうどいい感じ。
弾道が低い、捕まりずらい傾向で低弾道のスライサーの方にお薦め。
・テンセイプロホワイト1K
インパクトでのパワーロスが少ない感じで、打ち出しが適度に抑えられ、方向性とスピン量が安定していました。タイミングが取りやすく、しっかり振れるので、コースでの試打では一番良い結果を得られました。
SIM2・MAXドライバーでは、テンセイプロホワイト1Kが1番いい結果をえられました.。ちなみに、SIM2はスピーダーNX、SIM2・MAX-DはツアーAD・XCが、それぞれいい結果が得られました。
SIM2・MAXドライバー(9度)のヘッドは、決して捕まりのいいドライバーではなく、オープンフェースになっているため、インパクトでフェース面を元に戻す技術がないプレーヤーは、深い重心も相まってフェース面が開きながら上を向くことでスライスになったり、ヒールヒットし過ぎてチーピンが出てしまう場合もあったりし、オートマチックに高弾道が打てるドライバーにならなくなってしまう場合があります。
そんなプレーヤーのために標準のシャフトは軽めの柔らかめにしてスピードUPと撓り戻りで捕まりを補填していたのではないかと思うのですが、この標準シャフトが軽すぎる、捕まり過ぎるというプレーヤーで高価なシャフトは?という人におすすめの裏技として、SIM2の標準シャフト( テンセイシルバーTM50)がお薦め。カスタムシャフトに負けない性能を有しています。
SIM2の標準シャフトは合っているけど捕まりづらい、上がりずらいといった傾向があって、もう少しどうにかならないかと考えている人はヘッドをSIM2・MAXで試してみてください。きっと改善されると思います。
ヘッドの適正化に導くには、スイングで入射角や打点を変えたり、シャフトやロフトで打ち出し角を確保したり、捕まりを調整したり、ボールで吹き上がりやドロップしないような工夫をある程度しなくてはいけないのでしょが、そんなことを気にし過ぎなくてもいいよう、いろいろシャフトを試してみるのも新たな発見が出来てお薦めです。
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6月は梅雨時ということで敬遠されがちなので、ゴルフ合宿も少人数での開催となっています。日差しも強くなく、気温もあまり高くない、この時期に多くのことを学びたいと思ったら、ぜひご参加ください。
8月のお盆時期の予約は開始されています。参加をご検討されている方は宿泊が取れない場合もありますのでお早目にご予約ください。
開催場所は例年通りロックヒルGCとなります。参加日程を調整できる方はお盆時期の前後が狙い目です。
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初めて予約される方はHPのQ&Aに必ず目を通してください。参照しても分からない点につきましては事務局へご相談ください。
ご予約においては、ご希望の日程に沿えない場合もありますので、ご予約の際は開催される会場に合わせて、HPの予約状況もご確認ください。
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