稀(まれ)にですが、「発信者が誰であるかが特定できる名前を名乗らないお方が、僕、佐藤政則を受信者として特定し、何かを伝えようとされる」ということが、ございます。ついつい、「ラジオ深夜放送の娯楽番組への投稿じゃないんだから」と、思ってしまいます。
「匿名匿住所、ラジオネーム、誰それさんからのお葉書、・・・」という、お馴染みのあれ。もしくは、萩本欽一さんが、テレビで冠番組を同時にいくつも持って大活躍されていた頃の、「匿名匿住所、ペンネーム、誰それさんからの作品、・・・」という、お馴染みのあれ。
そういう類のことなら、いざ知らず、政治に関するご意見や質問、相談事などを、どこのどなたが発信されているのかが分かる名前を名乗らずに、僕、佐藤政則を受信者として特定して発信されても、対応の、やり様(よう)がありません。僕の自宅の前に、レンタカーで乗り付けて、ご本人は車の中に隠れたままで、パソコンなどの音声合成アプリと音響機器を使って、「佐藤さーん、・・・」という音声を流されることと、事の本質において、小差はあっても大差がないからです。
名を名乗っていただかないと、本当に困っておられる方なのか、何らかの悪意を持って近づいてくる者なのか、区別できません。
因みに、僕は、道で、他人に道を尋ねられたら、知っている範囲でお答えしてきましたし、これからも、そうします。昔、JR関内駅の近くで、他人に道を尋ねられ、道順をご案内していたら、その質問者の後ろに、更に二人の方が並んで順番待ちをされ、順に、質問を受け、道順をご案内申し上げたというのは、伝承話やたとえ話ではなく、僕に関する事実です。
不案内の土地で、また、言葉が通じない異国の地で、道に迷って困っている方がいて、僕が、僅か1分か2分、身振り手振りを交(まじ)えて言葉を交(か)わすことが、その方の目の前の問題の解決に少しでも寄与するのなら、僕は、その1、2分を惜しみません。僕は、その1、2分を惜しむほど、忙しくはありませんので。
という訳で、本当に困って困って、他にもう当てがなく、僕に連絡をされる方が、万が一、億が一、おられれば、事情をお汲み取りいただき、名を名乗ってください。宜しくお願い申し上げます。
兵庫県姫路市にて
佐藤 政則
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