清原和博さんの現行犯逮捕の報を知って | 佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

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実態に合わなくなった諸制度を見直し、日本国を良くすることを目指す、政治ブログです。

 旧厚生省は、そもそも、「泣く子も黙る内務省」と言えばお叱りを受けるかもしれませんが、そのような印象を持たれやすい内務省の部局を、分離・昇格させる形で発足した省庁です。しかも、発足したのは、1938(昭和13)年。柳条湖事件に端を発する満州事変の始まりが1931年、翌年満州国建国、盧溝橋事件に端を発するいわゆる支那事変の始まりが1937年、そういう時の流れの中で、発足しました。
そういったこともあり、「発足時において旧厚生省は、陸軍省及び海軍省の後方支援組織としての性格が、大変強かったのではないか」と、僕は考えています。

 そういう厚生労働省が所掌する事務、仕事は幅広く、8つの地方厚生(支)局には、麻薬取締部が設置され、薬物汚染のない健全な社会の実現を目指して、日々、尽力されています。前置きが、少々、長くなりました。以前から、その手の噂が絶えなかった元プロ野球選手の清原和博さんが、覚せい剤取締法違反の疑いで現行犯逮捕されたことを、過日、報道で知り、同年代ということもあり、色々と考えさせられています。

 1年半前の投稿で、「あの大物歌手は、自堕落ではあるけれども、他人に害を及ぼしたり及ぼそうとした訳ではなく、仁義のうちの(他人に対する思いやりの心)に外れてはいない」と、書かせていただきました。誤解を恐れずに申し上げるならば、僕は、あの大物歌手や清原さんよりも、「恒常的に公道で歩き煙草をしてなんとも思わない人」のほうが、よっぽど人の道に外れていると、思っています。

 それほど、僕は、仁義というものを重視しています。もちろん、この言葉本来の意味での仁義を指しています。あの「切った張った」の仁義とは、全く関係ありませんので、誤解なきようお願いします。
清原さんは、上述の疑いが真実であるならば、しっかりと罪を償い、更生していただきたい。僕は、そう思っています。皆さん、特に、僕と同年代の皆さんは、どのようにお感じでしょうか。


神奈川県横須賀市にて
佐藤 政則