今後2018年9月までにおける、恐らく唯一の国政選挙 | 佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

変わらぬ理念の実現を目指し、しくみを修正する。
実態に合わなくなった諸制度を見直し、日本国を良くすることを目指す、政治ブログです。

 もし、給料日前で財布に余裕がなかったとしても、それを周囲の者に悟られるようでは、サラリーマンとしては、一生うだつが上がらないよ。
若かった頃、そのような内容の文章を、今は亡き、浜っ子のコラムニスト、青木雨彦さんの随筆の中で、確か、読んだように記憶しています。一見、何でもないような、青木雨彦さんの短文を読んで、若き日の、今よりもっと世間知らずの僕は、多くの示唆を与えていただいたように、思います。選挙が近かろうが近くなかろうが、それによって、言動がぶれるようでは、決して、将たる器ではない。

 自民党総裁の任期は、ころころ変更されますが、現在は、1期3年で、引き続き2期を超えて在任することはできません自民党党則80条1項及び4項)。なので、2012年9月に、自民党総裁に就任した安倍晋三氏の任期が満了するのは、2018年9月です。安倍氏が、この任期満了日を念頭に置いて、2014年12月という「次年度予算の編成のことを考えれば、理解しがたい時期」に衆議院議員総選挙を行ったであろうことは、以前、書かせていただきました。

 で、やっと、今夏に行われる第24回参議院議員通常選挙についてですが、政治的大醜聞(スキャンダル)や、異常に巨大な天災地変又は社会的動乱(この文言は、原子力損害の賠償に関する法律3条1項より拝借いたしました)などがなく、現在の政治状況が続くならば、この選挙は、今後、2018年9月までにおける、唯一の国政選挙になると、思われます。

 ゲリマンダーと呼ばれる行為を例に挙げるまでもなく、政治家というのは、かなり自己本位な方が多いようですが、一国の首相が、議会の招集時期を、自分の都合で、年によってころころ変更するというのは、いくらなんでも、いただけません。中途半端ですが、ここで、一旦、切らせてください。


神奈川県横須賀市にて
佐藤 政則