国債残高の推移。不良債権処理とバラマキ4K | 佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

変わらぬ理念の実現を目指し、しくみを修正する。
実態に合わなくなった諸制度を見直し、日本国を良くすることを目指す、政治ブログです。

 3月2日そして年度末に向けて、政局がより不安定になっているので、きょうも政局に関連することを採り上げます。ちなみに、本日は、島根県条例により定められた、竹島の日です。

 間近に迫っている政治的混乱を、可能な限り制御して、日本の主権を侵害する国や地域、少なくとも中国、ロシア、北朝鮮に、適切に対応するために必要な政治的信念と手腕を持つ者による内閣を、誕生させる。それが、緊急の課題である。

 国債残高を分子、GDPを分母とする数値の、1947(昭和22)年度から本年度までの推移を示す表のPDFファイル(中央付近の列を参照)が、財務省のサイトに載せられている。1964年度までは、国債を発行せずに、行政府の業務は、行われてきた。その33年後の1997年度に、上記の数値は50%を超える。1997年度から僅か7年後の2004年度に、100%を超える。

 いわゆるバブル経済の崩壊後、「まず、不良債権の処理だ。まず、景気対策だ」ということで、自民党政権において、赤字国債を増発してきた。「景気対策が先だ」という多くの国民の声があって、国債残高が膨れ上がったことを、忘れてはならない。自民党政権が、
ども手当、配るよ。
 速道路、無料にするよ。
 校、無償化するよ。
 別に、農業者の所得補償するよ」(バラマキ4Kと呼ぶそうだ)

と言って、票乞いをして政権を取り、バラマキ政策を実行し、国債残高が膨れ上がったのではない。昨日、状況によっては告発する旨を申し上げた。
新幹線と丸ノ内線が動いている限り、"どんな嵐が来ても頑張って"、上京する覚悟はしております。