いつも通っている合唱で一緒のAさん。

わたしより2歳下の韓国人女性です。

彼女の夫Bさんは、私の夫と高校前同じ学校の同級生。

お二人は小学生の子供が二人いて、

学校行事でも時々顔を合わせていました。

私は次男の幼稚園入りから、色々参加し始めたので知り合ったのは4月以降。

夫は、旦那さんとは時々あったりする仲みたいでした。

 

先週、その旦那さんの具合が悪いらしいと合唱の練習中に話がでました。

詳しいことはその時はわからず、

夫に一応知らせました。夫は数回旦那さんに電話したみたいですが、

電話を取らなかったみたいです。

 

その数日後、カトクのグループトークに連絡が、

Bさんはかなり、状態が悪いらしく、集中資料室にいて面会謝絶、肝臓移植が必要との事。

数日の間、家族や親戚内で臓器提供者が見つからないので、

どなたか協力してもらえないだろうかと、Aさんやその知人らが悲痛な想い

書き込まれてました。

 

そして、とうとう、提供者が見つかり、

ソウルの病院で昨日手術することになりました。

その後どうなったのかは、連絡がないのでわかりませんが、

手術が成功し拒絶反応が無いことを祈るばかりです。

 

もともと肝臓に問題があったというBさん、お酒なども飲まない生活をされていたそうです。

肝臓移植、移植自体が成功し、うまくいっても、生存率の問題もあります。

術後どのくらい入院することになるかわからないし、

仕事は当然、当分の間やめることになると思います。

Aさんと一緒に農家だったので、収入は激変するはずです。

まだ小学生の子供さんが二人。

彼女の未来をおもうと、とても重たい気持ちになりました。

 

我が家も、夫は持病があり、うまく付き合っていけば問題のない病気ではあるのですが、

今後、どういう状況が急におとずれるかわかりません。

夫に何かあったら、私も子供たちも路頭に迷うこと間違いなしです。

その時は、日本に戻るという決断もしなければならないかもしれません。

本当に、今、元気で暮らしていけることがどんなにありがたい事なのかと

改めて感じることとなりました。

人生って、本当にどうなるか先は誰にもわからないものだと痛感しました。

 

Bさんが一日も早くご快復なさることを祈って。