群馬と東京、千葉行ってきました。
目標は群馬にある「山田かまち水彩デッサン美術館」に行くこと。

夜中12時に出て、神戸あたりで朝を迎えました。

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午後2時に、無事に美術館へ到着。
写真は館外観と14時間走り続けてくれた兄のポロ号。

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カリスマ化された「かまち」のイメージ。
正直、本物を見たらな~んだ、とイメージが壊れてしまうのが少々怖くもありました。
実際に見てみて。

やっぱりそこには「何か」が有りました。

1階へ入ると、幼少期からのかまちの絵や詩や写真が並びます。
ものすごいデッサン力。本当に幼い子が書いたのだとすれば天才だと思えるモノでした。
カラフルな動物なんかが迎えてくれて幸せな雰囲気です。
2階へあがると、思春期のかまちがいます。
真弓さんへの想いはちょっと怖いモノすら感じました。
いろいろなモノへの葛藤、自分のエネルギーの吐き出し場所。
そこにはかまちがかまちのために書いた詩があったのだけれど、
ここを訪れたいろんな人が、それぞれにかまちを受け止めて帰るんだろう。
かれの存在を知り、前向きに生きるようになった人々からのコメントや手紙、詩なんかも置いてありました。

私「かまちが生きていたら何になっていたんだろうね。
  芸術家、思想家、はたまたロックな音楽家・・・。」
兄「かまちは17で死んだから、もし生きていたら純粋すぎるかまちは
  世の中に押しつぶされて何者にもなっていなかったかもしれないね。」
私「なるほどね」

それでも私は今、大人になったかまちに会ってみたい。
そして、私が生まれるよりも前に亡くなってしまった、17歳のかまちにも・・・。

夕方までに千葉の叔母宅へ行かなければならなかった私たちは、
急ぎ足で高崎観音を見て群馬を後にしました。

高崎観音
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高崎のまち、かまちの町。

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