一時帰国してました。
目的は、発病した父に会いに。そして、高齢の祖父母のお見舞いに。
父は、今年の春に発病し、急に歩けない程になったのですが、
今では治療が効いて、普通の生活が出来ていました。
それでも癌なので、徐々に悪くなっていくのかもしれません。
元気な時に子供たちと遊ばせたくて、今回一時帰国しました。
いつもとかわらない父がそこにいて、少し安心しましたが、
次に来るときには病気が悪化しているかなと、少し不安になりました。
祖父母は御年95歳。
二人ともここ数年は介護施設に暮らしていたのですが、
祖父が春ごろから状態が悪くなり、
現在は呼吸器を付けている状態でした。
ベッドに横たわった祖父は、すごく痩せていて、からだも固まったように動かず。
かすかに息をしている状態でした。
目も開いていません。
わかっているのか、わかっていないのかわからない状態でした。
手をさすって声をかけてあげると、「オーオー」と唸り声をあげます。
2年前に会った時には、意思疎通もできました。
その時の、別れ際。祖父に会うのはこれが最後になるかもと思うと涙がでました。
あれが最後の会話だったなーと思いだしました。
祖母は、介護施設にいました。
食堂にいたので、談話室でしばし対面。
2年前にははっきりと、夫をみながらイケメンだイケメンだと喜んでいましたが、
今回は、ずいぶん傾いていて、首をあげるのも辛そうで、
絞り出すようなか細い声でやっと話していました。
しっかりはしていて、私をみて「孫…孫…」と言ったり、
歳を聞いたら「95」と言っていて元気そうでした。
ひ孫たちもわかったみたいで、「よく似てる」と言って、ちゃんと話してました。
長男は、だれかよくわかってなかったぽいけど、握手したりして、ふれあえてました。
祖父母は今回が最後かなーと思いながらのお別れでした。
祖母とは一緒に写真を撮りましたが、祖父とは写真が撮れるような状態でなく、
目に焼き付けてきました。
誰しもが通る道ではあるのだけれど、
しょっちゅう会いに行ってあげられないのが心残りでした。
今回、一度会えたのはよかったです。
次回はどのくらい元気でいてくれるかわかりませんが。
また会えたらいいなと思います。
なんてことを実家の庭を眺めながらおもいました。
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