大学に入学し、楽しいキャンパスライフを送りました。
その頃、mixiやTwitterが流行っており、なんと田んぼ君(※恋多き女①参照)と繋がります。
なんとなく他愛もないやり取りをし、なんと遊ぶことに。
魚市場、浮かれ上がります。酔っ払い
映画を観ましたラブ

その後、田んぼ君にホテルにやんわり誘われます。

ああ…そういう事かショボーン

魚市場は、ハッキリお断りし、帰宅しました。
魚市場、淡い恋心が木っ端微塵に砕け散った瞬間でしたチーンハートブレイク

その後mixiを通じて、5つ上のつんつん君と出会います。そこでオシャレの楽しさ、ネームバリューに踊らされる魚市場が完成します。
それにしてもつんつん君、良い奴だったうーん

いつも私を1番に考え、土日休みだったつんつん君と毎週遊んでいました。

ところがどっこい。
私は現役大学生。
少々ヤキモチ焼きだったつんつん君は私の交友関係が少し気になる様。
私は大学でサークルに入っていました。
サークルでは代々、3年生が代持ちと言って、サークルの活動を役職をもって企画したり仕切ったりするのですが、私は会計を任されました。
2年生の後半で引き継ぎがあり、新入生の勧誘に向けての打ち合わせなど、つんつん君といても、次の週の企画などで頻繁に他の子と電話やメールでやり取りする事が増えました。
つんつん君と喧嘩が増えたんですしょんぼり

狂いだした歯車は、止まりませんでした。
あんなに優しかったつんつん君とお別れです。



そんな頃、私は大学のひとつ上の先輩、木こり君に一目惚れします。

木こり君は変な子でした。
飽きなかった。一緒にいても。
でも掴めない子でした。

浮気の心配もなーんにもないつんつん君と比べて、不安しかなかった。そんな頃父が亡くなったのです。

父が入院した時、意識不明の父。私は母に変わり、病院に毎日寝泊まりしました。
その時、何も知らない大学の大親友、美人ちゃんから電話があります。
なんて事ない他愛のない電話でした。
「ところで魚市場、今何してるの?」

「いやあ、実はさ!今パパ入院しててニヤリ今病院で寝泊まりしてるんだ照れ
心配かけないように明るく振る舞いました。


「私何も知らなくて。そうか、1人で頑張ってたね。何かあったらすぐどこにでも駆けつける。いつでも頼って。」
泣きながら美人ちゃんは言ってくれました。

病院の先生に言われました。
「お父様は1度、心臓が止まっています。時間にして5分。意識は戻っても後遺症が残るかも知れません。ここは病院なので、命を救う為に最善を尽くしますが、もう一度止まった時、延命措置をするかしないかお母様と考えて下さい。」

母と相談し、その際は、もう延命しなくて結構です。
と伝えました。

その2日後、父は亡くなりました。
虚しく心電図がピーーーーーーーーーーーーーと音を出しています。

「父はもう充分頑張ったのでこの機械、外してあげて下さい…」

肺に空気を送り込む機械付けていたので、その機械が動く時だけ、心電図がピコン、ピコン、と動きます。
これを外したらお父さんは本当に…

最期父は涙を流していました。
「父が…涙を…父は最期苦しんだんでしょうか?」

「娘さんを残して逝かれるのが悔しかったのではないですか?」
看護師さんにそう言われ、私は泣き崩れました。

私は母に変わり喪主を務めました。
母は、抜け殻の様になっていたのです。

父が亡くなった瞬間、そばにいてくれない母、結局20になったばかりの娘に頼りきりな母。

多分その時母を下に見るようになってしまったのだと思います。


木こり君は、口下手な子でした。
支えて欲しい時、そばにいて欲しい時、木こり君はそばにいてくれませんでした。
支えてくれたのは、木こり君でも母でもなく、友人でした。

木こり君には重いよな。就職活動中だもな…
迷惑かけちゃダメだよな…

何も言えなくなりました。
木こり君との溝が広がっていきます…

木こり君と涙のお別れです。

木こり君、当時公務員になるべく公務員試験を頑張ってました。

その後風の噂で地元に帰り、父親の紹介で、木こりになった、と聞きました。
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最後まで変なやつだったチーン