読みに来てくださりありがとうございます！よっぴです。
「お金はいっぱいあるけれど、どのように運用して良いかわからない。貯金だけでは不安。」
「株に投資して、配当を狙いたいが、効率的な方法はないものか。」
このような、贅沢な？お悩みをお持ちなのであれば、ちょっとした金融リテラシーを身につけるだけで、よりよい投資リターンを狙えるかもしれません。
私がこのブログでとりあげるアジアオセアニア好配当成長株並みの配当利回りを目指すにあたり、一人の個人株主をご紹介したいと思います。
その名前は、山内正義さんと言います。
山内正義さんですが、直近（2012年3月末時点）で、33億円もの額の株式を保有していました。
少し内訳を見てみましょう。（株価は2014年8月5日時点のものを使いました。）
①日本カーボン（株）：4,269千株（＠179円）⇒764百万円
②日鉄住金物産（株）：2,275千株（＠400円）⇒910百万円
③日特建設（株）：1,233千株（＠378円）⇒466百万円
④日本道路（株）：1,349千株（＠589円）⇒795百万円
⑤東亜道路工業（株）：1,352千株（＠435円）⇒588百万円
⑥宮地エンジニアリンググループ（株）：979千株（＠204円）⇒200百万円
⑦世紀東急工業（株）：2,200千株（＠121円）⇒266百万円
合計：39.89億円（アベノミクスで資産が増えています。）
それでは、これらの銘柄を保有し続けていたとして、どのくらいの配当金を受取っていることになるのでしょうか？
それを知るために、それぞれの銘柄の配当利回りを知る必要があります。
2014年8月5日時点の配当利回り（会社予想）と配当額
①日本カーボン（株）：2.79％⇒約21,300千円／年
②日鉄住金物産（株）：3.00％⇒約27,300千円／年
③日特建設（株）：2.12％⇒約9,800千円／年
④日本道路（株）：2.72％⇒約21,600千円／年
⑤東亜道路工業（株）：1.61％⇒約9,400千円／年
⑥宮地エンジニアリンググループ（株）：0.98％⇒約1,900千円／年
⑦世紀東急工業（株）：1.65％⇒約4,300千円／年
合計：約9,500万円／年
これらからわかるように、山内正義さんは、毎年1億円近い額を株式の配当として受取っているわけです。
定期預金ですと、良くても年利0.15％程度であり、約5,900千円／年と40億近くのお金から1千万円／年すら生み出せないことになります。
では、配当利回りだけ良ければ、それで万事問題ないかといえば、そうでもありません。
株式には時価の変動があり、場合によっては価値が上がることがありますが、その反面、価格が暴落することもあります。
株式相場といわれるもので、需給によって変動しますが、会社の業績・財務内容によっても変動しています。
会社の業績・財務内容と株価の関連性を示す指標に、PERやPBRというものがありますが、配当利回りを追求しつつ、できるだけ安全な銘柄保有を心がけるためには、配当利回りだけでなくPERやPBRなど複数の指標を見る必要がある。ということなんですね。
定期預金の利回りが低いのも、自分自身で運用先（銘柄）について判断（情報処理）する必要がないため、当然のことと言えるのです。
銘柄選択にあたっては、情報は多いほうが有利です。なぜなら、情報が多くなればなるほど、銘柄に潜む危険性が見抜ける可能性が高くなるためです。
銘柄に対する多くの情報処理をすばやく、正確にできるようにするためには、記憶力が重要になってきます。
皆様も、記憶力を改善して、できるだけ安全に配当利回りを狙ってみてはいかがでしょうか。
追伸：
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