移動の時期、異動の日*三月末の時季に想う



( 今年の春の花 桜など 3/29  )

FMラジオからは

春の歌、別れの歌が

静かに流れている


三月は

季節の変わり目の舞台


いよいよ桜の花も開花して

春爛漫を迎えるが

その前に ここでは

早々と「菜種梅雨」が

やって来て 

連日の雨の日もある


それで

春の到来はうれしいが

やや鬱陶しくもあるけれど

今日[3/29]は

朝から青空が見えて

爽やかなメロディと共に

気持ちも 徐々に晴れ上がる

🌸☔️🌸☔️🌸☔️🌸☔️🌸☔️🌸

かつて自分が働いていた頃

私は 春のこの時季が

そんなに好きではなかった


と言うのも この時期は

「職場の異動」や

そのための「移動」があったから

親しい人や職場、住まいなどとの

別れがあり 

その後の新しい人や職場、

住まいとの出会いもあった


職場の残務や机の片付け

住居の片付けと引越しの準備、

送別会や歓迎会の連続も相待って

毎日の慌ただしさと一抹の寂しさと

些かの緊張感とがないまぜになって

3月末のこの時季は 私にとって

「春愁&春憂」にとらわれる期間である

ps 2024.3.29 草稿

再雇用期間を過ぎて七年になるが

今もって 

年度末の残務に追われる夢を見る😓


しかしそれでも 私には

何らかの仕事がしたいという

幾らかの未練らしきものが

残っているのだろうか?


近年は 勤労者にとって

「円満退職」や「退職後の穏やかな余生送り」が できにくい世の中になったと思う

尻すぼみの年金制度や 人手不足と老化の遅延などにより 現代に生きる私らには

仕事をやり終えたとかやり切ったとかいうケジメがつけにくくなったのかも知れない


経済的な事情や福祉予算の減衰で

私ら高齢者は 悠々自適の生活なんて

叶わぬこととなり成り果て いつも 心のどこかで 不完全燃焼気味の気持ちがある

(私の耳には「死ぬまで働け」とか、「死ぬまで金払え」とかいう 天から?の囁き声が聞こえてくる気がする)