空がとっても青いから(その2)〜 眼の定期検診後に



( 緑地のサザンカの花 2/17  

暖冬とは言え 2月になると

さすがに 九州でも

それなりに冷える


だけど ここ二、三日は

季節外れの暖かさが続く


空は晴れ 外気も温い(ぬくい)


毎年今頃の私は

「眼科の定期検診」をしてもらう


三十年ほど前の私は

仕事がら目を使う仕事だったし

各種の本や電子機器が好きで

活字や液晶画面をよく見てもいた


私は 少年時代から

我が両目を酷使する生活が続いた


だから 私にとって

見えることや視力は

大事な必須の機能だった


それにも拘らず その頃 

初めて受けた人間ドッグで

たまたま網膜剥離が見つかったのだ


最初は 

網膜剥離の「疑い」だったので

若くもあり 多忙なこともあり 

怖くもあって

しばらく数年間は 

そのまま放置していた


しかし 40歳代のある時

意を決して眼科医院を訪ねて

網膜を検査してもらったところ

網膜剥離が見つかってしまった


私は ああやっぱりな‥

困ったことになったな‥

これからどうしょうか?などと

考えていると ドクターは

(それにしても)「癒着していますね」と

おっしゃるではないか!


えっ⁈ 「癒着って⁈」

私は 戸惑い どんなことか

理解に苦しんだ


先生の説明では どうやら

網膜が一旦破れた後癒着したらしい

だから それ以上の破損が

幸運にも免れているらしい


ただ 以後 その部位などから

再度の剥離が

引き起こされる恐れがあるから

① 眼球や頭部などへの強い衝撃や振動から守ること

② 花粉症などでの眼の周囲の痒みで

強く眼球を圧迫しないこと

③ 読書やパソコン、スマホの使用などで

眼を酷使しないこと

④ 今以上の強度の近視になることを避けること

⑤ ④ のために(日差しの直射を避けるために)❶ 帽子を着用する  ❷ 度付き調光レンズ(メガネ)を使用する

ーなどに気をつけて生活するように

と指導された

 

それで 私は

ほぼ毎日外に出て

遠くの物や空を見るようにしているし

読書も 

大きくて見やすい活字の本を選んだり 

長時間無理して見ないようにしている


昨日も今日も 青空が見られた

遠くの山々や白い雲、

近くの雨雲やすぐ近くの樹々も見える


今日の眼科検診は

「(いつものように以上の痕跡ありて)

 『異常なし』」

今年も 花粉症のお薬もらって

自転車に乗って ルンルン気分で

ちょっとO橋まで 

遠回りをして帰りましょう


メガネ越しだけど

青空も山も草木も見られて

本当にうれしいし 

とてもありがたいな!

ps 2024.2.17 草稿

この前の新聞記事で 

「視力障害」といっても

いろんな様相があり

全く見えない症状から

視野の周辺か真ん中辺りが

よく見えないなどの症状が

あるそうだ それで

少しだけ見える人は

その事情を知らない周囲の人から

心ない言葉を受けることも

あるそうだから 私らは

そのことも気をつけて接したいと思う