当たり前だと思っていたことが‥🐈地域猫😺Sちゃんと( 10/31)



( ハケで描いたような秋のすじ雲10/24 )

S ちゃん、

このまたとない秋晴れの空が

まだ見えるんだよね


Sちゃん、

このまたとない爽やかな風を

まだ感じるんだよね


Sちゃん、

この美味しそうなご飯の匂いが

まだ美味しそうと思えるんだよね


Sちゃん、

今までずっと訪れて来た

このちっちゃな小山を

まだしっかりと覚えているんだよね

(Sちゃんは その原っぱで 

 暑い日にも 辛抱強く私を

 待っていてくれた)


Sちゃん、

これまで毎日のように会って来た

このおじさんのことが

まだまだちゃんとわかるんだよね

(毎日同じ頃にやってくる自転車と

おじ(い)ちゃんと ベルの音と)


当たり前だと思っていた諸々のことが

今では 当たり前ではなくなってきて

一つ一つのことが

とても愛おしくて

二人の大切な足跡や想い出に

なりつつあり それはまた

とても切なくて悲しくもある‥


だけど

晴れようが 降ろうが

暑かろうが 寒かろうが

強風、大雨、雷雨、雪降りでも

ほとんど毎日のように

朝から あるいは 昼頃から

または たまに夕方や夜にも

会うことがあって 今では

それらの一つ一つが

私らの宝になって積み重なる


今日(31)も 朝の散歩で

いつもの公園に来た


ついこの前ならば

地域猫のJ.Tちゃんが

この公園のどこかにいて

私を待っていてくれた


でも この頃は(10月下旬?〜)

あまり顔を出さなくなった

公園の辺りを

いくら探しても

姿を見せないことが多い


先日は  近隣を探すと

公園から少し離れた家にいた

その家の屋根付きカーポートにいた


今日も その辺りから出て来た

A さんが着けた首輪がないので

もしかして その家の人が

年老いたSちゃんの世話を

始めたのかも?しれない


もし そうであれば

私は 心強く 安心なのだけれど

関わって来た誰かが 

Sちゃんの最後を

ちゃんと看取れればいいなと思う

ps 2023.10.31 草稿

今日は(10/31)

クリスピーを3袋、スープご飯を

少しだけ(1/4 位?)食べたので

いくらか安心した(時間をかけた)


私らと同じように

Sちゃんの世話をしてきたA さんは

先日「J.T(S ちゃんの別名)は

ずいぶん歳をとって しかもキャリア(病気持ち)だから 年末まで(命が)持つかどうかわからないと思う」というような趣旨の話をされた

それを聞いて 私らは

言いようのない悲しみが込み上げてきた

しかし いろんなことがあったろうSちゃんは ながいノラ生活を 乗り越えて

時には その地域のボス猫としても君臨し

可愛い奥さん猫や愛仔猫と暮らして 元気一杯の時期もあったので 本猫からすると もしかすると 思い残すことは 余りないのではないか?と 私は  勝手にそうであって欲しいと思っている