中秋の名月と満月🌕

 *今年は 日にちが一致した年だそうだ、次回の一致は  7年後とのこと



 仲秋の名月の日の不思議な夕景  )

地域猫の世話の帰りに 堤防から 西の方に 綺麗で不思議な夕焼け空が見えた

 通りすがりの若い女性が わざわざ

引き返して スマホで写していたから

何かそちらの方に気になるものが

あるのかなと 私も 水飲み場から

堤防に上がって西の方を見ると 

画像にあるような不思議な光景が

空一杯に広がっていた


🍂ようやくの秋の夕焼け空仰ぐ

 ※9/30 昨日(29日)のこと。

夕焼け空は 西の方に見えて 今夜の満月・中秋の名月は 東の方からゆっくりと昇って行った

その秋の夕焼け空を背にして

帰宅して夕食後 外を見たら

満月が南東の空で輝いている

でも 鱗雲が次々にやって来て

お月さんを掠(かすめていく

それで  深夜にどうなってるかなと思い

また庭に出て 南の方を見ると

やはりまだ薄雲の群れが  お月さんの

前を遮っている

まあ、でもいいか

これはこれで風情があって良いかも


🍁名月を眺めし人は誰想う

時は違えど思いは同じ

 ※9/30 あるテレビ番組で 若い男女が 夜に スマホで交信する場面があった 作り話とはいえ 見ていて微笑ましかった 私らも 知り合った頃は 自宅電話と公衆電話とで 互いに電話しあった時期もあった 古の人たちは それぞれの地で 月を眺め 歌や手紙を 交換しあった人も 多かったようだ 通信手段こそ違えど 互いを思い遣る気持ちに 差異はない


🍁月を見て水や資源を探査する

欲の皮張り無粋な人よ

 ※9/30 月探査や資源探索 そして 開発と 無粋なことを考案するものよ 人類は。ヒトの欲は果てなくて

進化しているのか?退化してるのか 判断に迷ってしまう

欲の皮の突っ張った国や人は 月の精から 手痛いお仕置きを受けるかも?しれない

🍂🍁🍂🍁🍂🍁🍂🍁

私は以前 句作のために 鞄に 歳時記や国語辞典を入れていたが 散歩では

さすがに携行しづらく使っていない

そんな中で 最近「辞書by物書堂の電子版辞書アプリ」を知って 思い切って購入することにした

初めは「シソーラス類語辞典」だったが

使ってみて とても便利だから

そのすぐ後に「三省堂国語辞典」と

「ウィズダム英和・和英辞典」もダウンロードした

そして 俳句を作る時に 季語のことが気になり 今回(9/28) 割引の最終日でもあり 思い切って冊目の電子辞書「合本俳句歳時記」を買った 

季語の説明や例句まであり 検索もしやすくて しかも縦書き表示で 見やすくわかりやすくていいと思う

【下記は語例1️⃣「仲秋」2️⃣「名月」

 ※実際の画面は 縦書きルビつき表示】

秋・時候

1️⃣【仲秋ちゆうしう】仲秋なかば 中秋

三秋の中の月で、新暦の九月にあたる。虫の声が聞かれ、月も美しくなる。中秋は旧暦の八月十五日のこと。

仲秋や赤き衣の楽人等

高野素十

仲秋や漁火は月より遠くして

山口誓子

仲秋や畳にものの影のびて

片山由美子


2️⃣【名月めいげつ】仲望月 満月 今日の月 月今宵 三五の月 十五夜 芋名月

旧暦八月十五日の中秋の名月のこと。一年中でこの月が最も澄んで美しいとされる。秋草や虫の音、夜露や秋風など、風物のたたずまいが一層月を明澄にする。

◆農耕儀礼の遺風として、穂芒を挿し、月見団子や新芋などその年の初物を供えて月を祀る。 良夜

名月や池をめぐりて夜もすがら

芭蕉

名月をとつてくれろと泣く子かな

一茶

名月や笛になるべき竹伐らん

正岡子規

木戸閉める音も静かに望の月

斎藤夏風

満月の闇分ちあふ椎と樫

永方裕子

けふの月長いすゝきを活けにけり

阿波野青畝

十五夜の雲のあそびてかぎりなし

後藤夜半

⭐️[合本 俳句歳時記(角川書店*電子版)に依る]