ムシトリナデシコの戦略?

(ムシトリナデシコのトラップの部分)


(我が家のムシトリナデシコの花)


我が家の庭に

そんなに目立たない花がある


散歩で通る近くの公園や空き地でも

よく見かける


色は鮮やかなピンクで

花々は小さくて細く控え目だ


今朝 カミさんが

その花「ムシトリナデシコ」の話を

してしたが 今日の朝刊を見て

ああ この話なんだなと合点した



ムシトリナデシコは

虫を捕らえる仕組みを持つ


花の少し下に

数センチほどの茶色の部分があり

そこはベタベタと粘液が出ていて

トラップの機能があるとのこと

( 熊日新聞 5/21 朝刊 )


先程 我が家の庭で観察すると

確かに茶色の帯状の部分があり

幅は  1cm

触るとベタベタしていて

目を凝らして見たら

アリや小さな蜘蛛が

何匹かくっ付いていた!


ただ蜜を吸いたいだけの昆虫を

拒否するための装置で

受粉を助けてくれる蝶などに

優先的に蜜を与えるための戦略らしい


長年の試行錯誤で身につけた技か?


江戸時代に 観賞用として

ヨーロッパから導入したと

されているとのこと

今は 

いろんな場所で野生化しているとのこと


ムシトリナデシコさん

私はあなたを見直しました


ps 2020.5.21草稿

私らは 科学や技術が進んだ今

何でもわかっていると

思い込んでいるのではないかと思う


というのも 結構知っているはずの

アリンコよりも小さなウイルスに

世界全体が戦々恐々としていて

世界の英知を集めても

ワクチンや特効薬の開発は

いつできるか現段階では

まだ予測できないそうだ

(早くて夏が秋?

遅くて後23年はかかる?とか)


私たちは 動植物や自然に対して

もう少し謙虚になって

いろんなことに感謝しつつ

自然や疫病などを

「正しく恐れ」ながら

「新しい日常生活」を

創造していかなければならないようだ