日本人の「氏名」は、民法により「氏+名」という体系で表現するとしている。現在、「氏名」との同義語には、「姓名」、「名字(苗字)」、「名前」等がある。縦書きにしたとき、氏は上部、名は下部になるため、氏を「上の名前」、名を「下の名前」と呼ぶこともある。
漢字文化圏における「氏」と「姓」、さらには日本における「苗字」の意味は、本来互いに異なる概念である。日本でも、明治維新以前は氏(ウヂ:本姓)と苗字に代表される家名は区別されていたが、今日では同一視されている。
西郷吉之助平隆盛」(さいごうきちのすけたいらのたかもり)
西郷=氏名、吉之助=字、平=姓、隆盛=諱(いみな)
日本人の氏名を含む身分関係(家族関係)は、戸籍に登録される。例外として、天皇及び皇族の身分関係は、戸籍ではなく皇統譜に登録される(→皇室典範26条)。また、天皇及び皇族は、「氏」を持たない。これは歴史的に氏や姓が身分が上の者から与えられるものであったためである。
日本人の氏・名は、例えば、「ゆいか」「よしみ」「しょうじ」「まさき」等を聞いて、それとわかる名称であり、「それが人の「名」とわかるのが普通である。英語圏でのRyan, Douglas, Scottは、氏にも名にも用いられる名称であり、それらがかなり多くの人名に使われている。
Douglas Arthur MacArthur & 昭和天皇
Ray-Ban(現在はLuxottica)のSun-glassesとcorn-pipeがtrade-mark
しかし、日本人の氏名を聞いた時に、それがどのような文字で書かれるかについては分からない場合が多い。これは、①同じ読みの漢字が沢山存在する、②1つの漢字で読み方が多い、という日本語の特徴のためである。
数年前にNHKの英語番組で「little Charo」という番組があった。
主人公「チャロ」は生まれたばかりの時に母親と生き別れになった。母親の名を「かのん」(kanon)と称している。 英名とも日本名ともつかないような名前、音韻どおりに表現するだけでも以下のように多くの候補がある・・・かのん カノン 花音 香音 嘉音 夏音 佳音 奏音 果音 楓音 樺音 神音 華音 canon cannon kanon kannon ・・・。
しかし、やはり「カノン」といえば、どうしても、violinのためのcanon調Baroque音楽の傑作、Johann PachelbelのCanonに行き着くのか・・・・?
それでは横内愛弓さんのpianoで、Johann Pachelbel Canon を聴いてみよう !!
「正次」という名は、まさじ、まさつぐ、しょうじ、せいじ、などと最低4通り以上の読みがあり、字面通りの読みである必要はないので、実際にはそれ以上存在する。そのため、各種の書類に氏名を記す時に「振り仮名」の記載を求められる場合が多いが、法的にその読みが正しいことを証明する手段は少ない。これは、戸籍制度が「読み」ではなく「文字」を基準にしているためである。
子の命名において使用できる文字には制限が設けられている(→戸籍法50条1項、戸籍法施行規則60条参照)。人名については固有の読み方をさせる場合が多々あり、その法的な制限はない(→人名訓)。そのため、漢字表記と読み仮名に全く関連がないもの・当て字なども許容される(例:「風」を「ういんど」、「太陽」を「サン」など)。 また、文字数にも制限はない。
同じ戸籍内にいる人物と同じ文字の名を付けることはできないが、文字が違えば同じ読み方の名を付けることはできる。例えば「昭雄(あきお)」と「昭夫(あきお)」のように同音異字の場合は可能であり、「慶次(よしつぐ)」と「慶次(けいじ)」のように異音同字の場合は不許可である。つまり、戸籍は文字で登録されており、読み方は記載されないからである。
fin













故宇沢東大名誉教授
At Chicago Univ.
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