愛媛の内子に行ってきた。

JR松山駅から特急宇和海に乗る。アンパンマンが描かれた可愛い列車。いい歳した大人だけど、ラッピング列車にわくわくしてしまった。


松山駅のスタンプはドキンちゃん


改札印はアンパンマン


30分ほどで内子駅に到着。のどかな町やな〜としみじみ感じつつ町並保存地区へ向かう。

江戸時代後期から明治にかけて木蝋の生産で栄えた町。

木造の古風な建物を眺めながら散歩を楽しむ。


昨年から内子座の保存修理工事(令和10年秋まで)が始まり、見学は楽屋のみ。2F楽屋で文楽や狂言の資料の展示、稽古場にて修理工事解体作業の様子がビデオで見られる。大道具の搬出口には舞台に上がった方々のサインが残っていた。


商いと暮らしの資料館。大正10年ごろの薬屋の暮らしを当時の道具と人形で再現。明治からの薬商「佐野薬局」の建物をそのまま利用し、博物館として公開している。店番をするご主人、薬商の勉強しながらボヤいている丁稚、炊事をする女中、棋譜を片手に息子を待つ隠居等。


木蝋の生産で財を成した芳我家の庭。


上芳我邸の炊事場に展示されていた食事。女中さんか職人さんのものか?分厚く切られたたくあんを見ながら、大きな家の使用人は良いもの食べてるな〜と思ったりした。


ひと通り歩き回り疲れたので食事。さつま汁定食をいただく。鯛と麦味噌をすりつぶし、だし汁で仕上げたもの。ご飯にかけてワシワシかきこむ。昔おばあちゃんがよく作ってくれたものと似ている。(←おばあちゃんのは鯛ではなかった気がする)

店内に流れる音楽は、異邦人、ルビーの指輪、大都会、ダンシングオールナイトなどなど懐かしい曲ばかり。古い町並を見て歩いたせいか、80年代の曲が新しく聞こえるという不思議な感覚。


内子銘菓の栗饅頭を買って帰る。お土産といえば饅頭だね。


本当に静かな町だった。虫や鳥の声が大きく聞こえたほど。

静かといえば駅もそう。内子駅は駅員さんがおらず、構内アナウンスもなく、静かに電車が入ってきて怖かった。進学で田舎を出て数十年、すっかり忘れていたけど、田舎ってこういうものだったな。


時間がゆっくり流れる旅だった